THE IDOLM@STER
THE IDOLM@STER #15 『みんな揃って、生放送ですよ生放送!』 感想

765プロによる私たちだけが出来るスマイルの真骨頂!!
プロデューサーさん!久々に全員揃いましたよ、全員!
あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ・・・。
『俺がTVの前でアイマスを観ていたと思ったらいつの間にかロボアニメだった。』
な、何を言ってるのか分からねーと思うが、俺も何が起こったのかサッパリ分からなかった。
(あまりに面白過ぎて)顔の表情筋がどうにかなりそうだった。
放送事故とかスタッフのお遊びが過ぎたとかそんなチャチなもんじゃぁ断じてねぇ。
もっと、素晴らしきものの片鱗を、、、そう...
スタッフの本気と愛 をこれでもかと言うぐらい味わったぜ・・・
と い う わ け で !!
いやぁ、もう本当に今回は面白くて、楽しくって、凄く笑えたし、でもそんな中にも温かさもあって
何と言えばいいのかよく分からないけど、とにかく本当に最高の回だったように思います!!
もう、ここまでやってくれると逆に清々しいというかねw
アイドルマスターという作品の持つ良さ・・ つまりはそれぞれの個性を活かしたといった点では
満点に近いギャグ回でもあり、それぞれの魅力が余すところなく描かれていたように思いますし、
今まで通りのキャラの見せ方の巧さも相まって、個人的には凄く個性的で魅力的な回でしたね。
うん、とにかく全体的に観ても、個々の枠組みで観ても素晴らしい出来だったように思います。


いや、ただそうは言ってももちろんそれだけじゃ “素晴らしい回” なんていう結論には至らないわけで
それなら普通の面白い回で終わっちゃうんですよね、きっと。
じゃあ、一体どういったところが+αで面白かったのかと聞かれれば、やっぱりそれって
それぞれのキャラの多面性が垣間見れたところにこそあるんじゃないかなって思うんです。
貴音があんなにラーメン通だったことや雪歩があんなにも真の男装に強い想いを抱いていたこと、逆に真があんなにもハッチャケたキャラクターを演じられることとか、しっかり者のように思えていた響が節々で弱さというかどこか抜けてるところを見せてくれたことみたいな... そういったそれぞれの新たな個性の開拓。
もちろん、今までの話の中でも少しはそんな一人一人の多面性が見て取れてはいたんですよね。
ゲロゲロキッチン回でも、収録後に貴音がラーメン食べたいって言ってたり、
真も可愛い衣装が着たいって言ってたり、響だって本番に弱そうな一面も見せていたり。。
でもそれだけでは決して分からないことってあるわけで、ようはその個性の真に迫れるわけじゃない。
誰にだってそういった隠し持っている素顔ってあって、故にそういった一面を見せてもらえることでより、
彼女たちを見守ってきた視聴者としてはその本質にまた一歩近づくことが出来るんです。

だから、その最たるもので言えば千早の一度ハマッたらなかなか抜け出せない笑いのツボなんて
特にそうですよねw 「千早がまさかこんな可愛い表情を持っていたなんて・・・!w」 という驚き。
今まで幾度となく彼女の暗い表情見せ付けられてきた者としてはやっぱりそういった表情を
知れたことが何よりも嬉しいし、そのギャップが堪らないんですよ。凄く惹かれる。
しかもそういった多面性の見せ方も全て笑いに転換してから引き出しているのでより馴染み易いし、
自然にこちらも入り込めるんです。
また違う見方でこの場面を捉えると、このネタって実際に中の人ネタであったこと(上の動画)をそのままアニメでやっちゃったらしいんですけど、そういったネタが分からなくてもちゃんと面白いギャグとして成立してるんですよねw
そして、そういった原作関連のことで言えば今回の話って “知っていればより楽しめる” 構成になっているみたいで、そういった意味ではどちらかと言えば原作ファン向きの話でもあったと思うんです。
でも実際は、私のような原作を全く知らない(知っていても曲ぐらいの)層でも十分楽しめる話でもあり、
ようは原作を知っていれば120%楽しめて、原作を知らなくても100%楽しめる作りになっている。
もちろん、この話自体を面白く思えるかどうかってところは人それぞれであると思いますけど、楽しめる雰囲気作り、またはギャグの入れ方っていうのはしっかりと考えられているわけで、そこにこそスタッフのこの作品に対する本気度と愛情って強く感じられるんです。


また、それはあの衝撃の 『予告』 にも惜しみなく注ぎ込まれているものでもあって、まぁなんというか
まさにここまでやるか!?って感じですよねww
それに “アイマスでロボ” と言えば、やはり大半の方が以前、放送された 『ゼノクラシア』 を思い浮かべるわけですけど(観たことがない自分でもその噂は良くも悪くも聞いたことがある)、そうであっても、何というか全く嫌味というかいやらしさみたいなものを全く感じられないんですよね。
むしろアイマスでロボの何が悪い!とまで叫んでいるかのような気合を十二分に感じるんです。
個人的には今回の話の中でもそういった部分が凄く好きで、とにかく本気で楽しんでもらおうっていう
そういう制作側の姿勢を強く感じるんです。
やっぱりそういうのって観ていて凄く伝わってくるし、何より気持ちいいですよね。
まぁだからこそ・・っていうわけではないですけど、でも今回の話を視聴したことで私自身は
この 『アイドルマスター』 という作品をより好きになれたんじゃないかなぁと思っています。

それに、そういった面白さや気合だけじゃ決してなくて、今回の話って13話のライブ回に次ぐ、
彼女たちの集大成でもあったと思うんです。
実際は今まで何度か放送された内のたった一度の生っすか!?だったのかも知れないけれど
でもそこで描かれていることってやっぱり765プロとしての在り方だったりするんじゃないかって。
それこそ、彼女たちってあの海での合宿回で一抹の不安を覗かせていて、
みんなが売れ出したら一緒にいられなくなってしまうのかも知れないという怖さも抱えていた。
けれど、こうやって彼女たちが頑張って頑張ってやっと辿り着いた一つのステージを見渡せば、それこそ確かに居場所は変わってしまったわけだけれど、総体的に観れば彼女たちはみんなで一つの仕事をしっかりとやり遂げようとしていたし、一致団結してこんなにも頑張ってるわけなんですよね。
そして、そういったことはバックステージ側でのやり取りを映し出すことによってもその努力をしっかりと
描き出しているし、この場所も降って沸いたステージなんかじゃ決してないんだと懸命に訴えている。
みんながいるから。みんながいたから。そういった強い彼女たちの信念をしっかりと感じられるんです。

そして、恒例のEDではそれぞれが個性を活かしながらその役割を背負って頑張る姿を映しつつの
まさかのと言えばまさかの、けれどこの回だからと言えばこの回だからの楽曲 『MEGARE』。
もうね。毎回毎回言ってますけど、この作品はEDを聞けばその回毎でのテーマ性とか、そこで描きたかったことが読み取れてしまうわけで、その点に関しては手放しに賞賛したい演出なんですけど、だからこそ今回だってただのギャグ回じゃないってことが言い切れるはず。
それぞれが持つ “私だけ” が輝き出す瞬間こそが、765プロとしても輝ける瞬間なんだよということ。
それぞれが今、やるべきことをやることが彼女たちの使命でもあり、大切なことなんだよということ。
むしろ、そういったことってもう彼女たちはしっかりと理解できているわけで、
それもこれもやっぱり前回の出来事が大きく影響してる部分っていうのは凄く大きいはずなんです。
またそれは、今まで色々なことを経験してきたからこその “これぞプロでしょ!” と言い切れる姿勢でもあり、正真正銘のアイドルとしての自覚。故に、彼女たちの姿を見守り続けてきた視聴者からしてみれば、今回の話は笑いあり、驚きあり、馬鹿馬鹿しさありに加えて、ほんのり温かく、ジーンときてしまうような、そんな話だったのではないかなと思います。
とにもかくにも、私自身にとっては凄く見応えのある素晴らしい回でしたし、アイマスの良さを
十二分に生かしてくれたと思っています!毎度のことながらスタッフのみなさんには感謝。
そして、彼女たちの成長が更に高く輝かしいステージに実を結ぶことを是非、願いたいものですね。
今後の展開も楽しみです!!!
次回 「ひとりぼっちの気持ち」
『俺がTVの前でアイマスを観ていたと思ったらいつの間にかロボアニメだった。』
な、何を言ってるのか分からねーと思うが、俺も何が起こったのかサッパリ分からなかった。
(あまりに面白過ぎて)顔の表情筋がどうにかなりそうだった。
放送事故とかスタッフのお遊びが過ぎたとかそんなチャチなもんじゃぁ断じてねぇ。
もっと、素晴らしきものの片鱗を、、、そう...
スタッフの本気と愛 をこれでもかと言うぐらい味わったぜ・・・
と い う わ け で !!
いやぁ、もう本当に今回は面白くて、楽しくって、凄く笑えたし、でもそんな中にも温かさもあって
何と言えばいいのかよく分からないけど、とにかく本当に最高の回だったように思います!!
もう、ここまでやってくれると逆に清々しいというかねw
アイドルマスターという作品の持つ良さ・・ つまりはそれぞれの個性を活かしたといった点では
満点に近いギャグ回でもあり、それぞれの魅力が余すところなく描かれていたように思いますし、
今まで通りのキャラの見せ方の巧さも相まって、個人的には凄く個性的で魅力的な回でしたね。
うん、とにかく全体的に観ても、個々の枠組みで観ても素晴らしい出来だったように思います。


いや、ただそうは言ってももちろんそれだけじゃ “素晴らしい回” なんていう結論には至らないわけで
それなら普通の面白い回で終わっちゃうんですよね、きっと。
じゃあ、一体どういったところが+αで面白かったのかと聞かれれば、やっぱりそれって
それぞれのキャラの多面性が垣間見れたところにこそあるんじゃないかなって思うんです。
貴音があんなにラーメン通だったことや雪歩があんなにも真の男装に強い想いを抱いていたこと、逆に真があんなにもハッチャケたキャラクターを演じられることとか、しっかり者のように思えていた響が節々で弱さというかどこか抜けてるところを見せてくれたことみたいな... そういったそれぞれの新たな個性の開拓。
もちろん、今までの話の中でも少しはそんな一人一人の多面性が見て取れてはいたんですよね。
ゲロゲロキッチン回でも、収録後に貴音がラーメン食べたいって言ってたり、
真も可愛い衣装が着たいって言ってたり、響だって本番に弱そうな一面も見せていたり。。
でもそれだけでは決して分からないことってあるわけで、ようはその個性の真に迫れるわけじゃない。
誰にだってそういった隠し持っている素顔ってあって、故にそういった一面を見せてもらえることでより、
彼女たちを見守ってきた視聴者としてはその本質にまた一歩近づくことが出来るんです。

だから、その最たるもので言えば千早の一度ハマッたらなかなか抜け出せない笑いのツボなんて
特にそうですよねw 「千早がまさかこんな可愛い表情を持っていたなんて・・・!w」 という驚き。
今まで幾度となく彼女の暗い表情見せ付けられてきた者としてはやっぱりそういった表情を
知れたことが何よりも嬉しいし、そのギャップが堪らないんですよ。凄く惹かれる。
しかもそういった多面性の見せ方も全て笑いに転換してから引き出しているのでより馴染み易いし、
自然にこちらも入り込めるんです。
また違う見方でこの場面を捉えると、このネタって実際に中の人ネタであったこと(上の動画)をそのままアニメでやっちゃったらしいんですけど、そういったネタが分からなくてもちゃんと面白いギャグとして成立してるんですよねw
そして、そういった原作関連のことで言えば今回の話って “知っていればより楽しめる” 構成になっているみたいで、そういった意味ではどちらかと言えば原作ファン向きの話でもあったと思うんです。
でも実際は、私のような原作を全く知らない(知っていても曲ぐらいの)層でも十分楽しめる話でもあり、
ようは原作を知っていれば120%楽しめて、原作を知らなくても100%楽しめる作りになっている。
もちろん、この話自体を面白く思えるかどうかってところは人それぞれであると思いますけど、楽しめる雰囲気作り、またはギャグの入れ方っていうのはしっかりと考えられているわけで、そこにこそスタッフのこの作品に対する本気度と愛情って強く感じられるんです。


また、それはあの衝撃の 『予告』 にも惜しみなく注ぎ込まれているものでもあって、まぁなんというか
まさにここまでやるか!?って感じですよねww
それに “アイマスでロボ” と言えば、やはり大半の方が以前、放送された 『ゼノクラシア』 を思い浮かべるわけですけど(観たことがない自分でもその噂は良くも悪くも聞いたことがある)、そうであっても、何というか全く嫌味というかいやらしさみたいなものを全く感じられないんですよね。
むしろアイマスでロボの何が悪い!とまで叫んでいるかのような気合を十二分に感じるんです。
個人的には今回の話の中でもそういった部分が凄く好きで、とにかく本気で楽しんでもらおうっていう
そういう制作側の姿勢を強く感じるんです。
やっぱりそういうのって観ていて凄く伝わってくるし、何より気持ちいいですよね。
まぁだからこそ・・っていうわけではないですけど、でも今回の話を視聴したことで私自身は
この 『アイドルマスター』 という作品をより好きになれたんじゃないかなぁと思っています。

それに、そういった面白さや気合だけじゃ決してなくて、今回の話って13話のライブ回に次ぐ、
彼女たちの集大成でもあったと思うんです。
実際は今まで何度か放送された内のたった一度の生っすか!?だったのかも知れないけれど
でもそこで描かれていることってやっぱり765プロとしての在り方だったりするんじゃないかって。
それこそ、彼女たちってあの海での合宿回で一抹の不安を覗かせていて、
みんなが売れ出したら一緒にいられなくなってしまうのかも知れないという怖さも抱えていた。
けれど、こうやって彼女たちが頑張って頑張ってやっと辿り着いた一つのステージを見渡せば、それこそ確かに居場所は変わってしまったわけだけれど、総体的に観れば彼女たちはみんなで一つの仕事をしっかりとやり遂げようとしていたし、一致団結してこんなにも頑張ってるわけなんですよね。
そして、そういったことはバックステージ側でのやり取りを映し出すことによってもその努力をしっかりと
描き出しているし、この場所も降って沸いたステージなんかじゃ決してないんだと懸命に訴えている。
みんながいるから。みんながいたから。そういった強い彼女たちの信念をしっかりと感じられるんです。

そして、恒例のEDではそれぞれが個性を活かしながらその役割を背負って頑張る姿を映しつつの
まさかのと言えばまさかの、けれどこの回だからと言えばこの回だからの楽曲 『MEGARE』。
もうね。毎回毎回言ってますけど、この作品はEDを聞けばその回毎でのテーマ性とか、そこで描きたかったことが読み取れてしまうわけで、その点に関しては手放しに賞賛したい演出なんですけど、だからこそ今回だってただのギャグ回じゃないってことが言い切れるはず。
それぞれが持つ “私だけ” が輝き出す瞬間こそが、765プロとしても輝ける瞬間なんだよということ。
それぞれが今、やるべきことをやることが彼女たちの使命でもあり、大切なことなんだよということ。
むしろ、そういったことってもう彼女たちはしっかりと理解できているわけで、
それもこれもやっぱり前回の出来事が大きく影響してる部分っていうのは凄く大きいはずなんです。
またそれは、今まで色々なことを経験してきたからこその “これぞプロでしょ!” と言い切れる姿勢でもあり、正真正銘のアイドルとしての自覚。故に、彼女たちの姿を見守り続けてきた視聴者からしてみれば、今回の話は笑いあり、驚きあり、馬鹿馬鹿しさありに加えて、ほんのり温かく、ジーンときてしまうような、そんな話だったのではないかなと思います。
とにもかくにも、私自身にとっては凄く見応えのある素晴らしい回でしたし、アイマスの良さを
十二分に生かしてくれたと思っています!毎度のことながらスタッフのみなさんには感謝。
そして、彼女たちの成長が更に高く輝かしいステージに実を結ぶことを是非、願いたいものですね。
今後の展開も楽しみです!!!
次回 「ひとりぼっちの気持ち」
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