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僕は友達が少ない

僕は友達が少ない #03 『市民プールはフラグがない(;´Д`)』 感想

 はがない3話 シーン1


活動開始の隣人部はなかなかどうして問題だらけだけど、
そんな中でも少しずつお互いのことを知れていければいいなって...



アバンでいきなりのエロゲ展開!!


いやぁ、まさかアニメ本編でこの件をしっかりとやってくれるとは予想外というかなんというか
原作既読者としてはちょっと色々な意味で心配だったわけなんですけどねw

それこそ、エロゲをプレイしている星奈のヘッドフォンプラグを引っこ抜いて喧嘩へ発展的な
簡単な流れに纏めることも出来たとは思うんですけど、今回、改変部分はあるものの
こうやってこの作品の面白さをちゃんと描いてくれた辺りは何だか凄く嬉しくもありましたw

まぁもっとも、もっと過激で凄い会話劇っていうのは原作にもまだまだあったりするわけで、
中には 「この程度やってくれなくちゃ困る!」 なんて思う方もいるかも知れませんが、
とりあえず自分はこの展開を無事迎えられたことに大きな安心感を得ることが出来ましたし、
これならこれからも安心して観ていられるなとついつい思えてしまった次第です。


 はがない3話 シーン2


とまぁ、そんな感じで毎度のように弄られ続けている星奈ではありますけど、そんな中でも
今回は彼女メインの話もあり、少しだけ 「友達」 としての自覚が芽生え始めたりもして・・・。

それこそ、彼女って今まで甘やかされて育ってきた節もあったりするわけで、その影響もあってか
彼女を思いっ切り叱ってくれる人ってその周囲にはあまりいなかったんじゃないかなとはどうしても
思えてしまうところなんですよね。

そして何を隠そう、そういった環境こそが彼女のああいった性格を構築してしまっているわけで、
結局、全ての問題と原因ってそこにこそあるものなのでは?と思えてくる。

つまりは、自分だけの世界観を創り上げてしまったがため、また作り上げることを周りが
許容してしまったがための結果がこの現状
でもあるんだよと。


 はがない3話 シーン3


でもそんな中でただ一人、小鷹だけが彼女を叱ってくれた上に彼女の価値観を否定してくれたわけで、それもきっと彼女にとっては凄く新鮮で新しい体験だったんじゃないかなと思うんです。

誰も指摘せず、疑いもせず、否定もせずにいた彼女の価値観。むしろそうであったからこそ、
彼女自身も自分の価値観が絶対的に正しいと思っていた節だってあったはずなのだけれど、
そこに 「それは違う」 という言葉を小鷹が投げかけたことで彼女は初めて分岐点に辿り着き
その価値観に対し疑いの目をかけることができるようになった


もちろん、そういうことを言ってくれる人こそが友達なんだ!ってことでは決してないはずなんですけど、
でも、そういう存在が後々の大切な存在になることは間違いないわけで、
ようはそうやって少しずつ自分の在り方というか、考え方を変えることが一番の近道なんですよね。

友達を作ろうとしても、本人が変わらなくちゃ意味がないということ。
友達とは出来るものではなくて、作り上げていくものなのだということ。

故に、まずはこの隣人部内で人との関わり合いというものを学んで、それを少しずつ吸収していけば
それだけでも違った風景をまた彼女たちも見ることが出来るはずなのだと思います。


はがない3話 シーン5はがない3話 シーン4


そして、それはもちろん夜空にしたって同じことで、やっぱりお互いを知ることから始めなくちゃ何も
前には進まないし、誰がどうだとか何がいけないとかそんなことは決め付けられないんですよね。
だからこそ、彼らはみんなで前に進む必要があるし、むしろそのための隣人部でもあるはず。

ただまぁ、夜空の場合は既に小鷹と出会っていて、しかも唯一の親友と言えるまでの関係を
一度、築いていたという一つの事実が大きな足枷にもきっとなってしまっている
んでしょうね。


本当は自分であるということを打ち明けたいのでしょうけど、それは小鷹と最初に出会った時に
彼が気付いてくれなかったことで 「もし、全て忘れられていたら・・・」 という恐怖心にもなっていて、
さらに言えば、また結局同じことの繰り返しになってしまうのかも知れないという不安感も多分ある。

それに、別れの際に約束を果たせなかったという負い目だってきっと彼女は感じているはずで、
まぁようするに夜空だってクールに見えるけど実は凄く不安な気持ちで一杯なのだと思います。

また、だからこそ友達という関係にも物凄い思い入れを持っていて人一倍そういったことに敏感で、
誰よりも強く友達というものに憧れを抱いているのかも知れないですし、故に、じゃあ彼女が
どうやってこの状況を乗り越えていくのかという部分については凄く興味がある上に、
まぁ色々な事情も受け止めつつとにかく今は少しずつでいいから頑張っていって欲しいなぁと。

今はそんな気持ちで一杯ですね。


そしてそうやって少しずつでも前に進んで行く内に、小鷹との思い出をどう処理するのかという
難問の答えも自然と出てくるのではないかと思います。
もちろん、それは小鷹が昔一番の親友だった “彼” のことを完全に思い出す可能性も含めて。

とにもかくにも、色々な視点から今後の彼らの行く末には期待していきたいものですね。


はがない3話 シーン6


そして、 もちろん小鳩ちゃんの活躍にも乞うご期待です!!

時たま見せる、お兄ちゃんデレと隠し切れない訛り癖は必見ですよ!w



次回  「後輩達は遠慮がないΣ(゜口゜;



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