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異国迷路のクロワーゼ

異国迷路のクロワーゼ #03 『日本迷宮』 感想 ~ソラから迷宮に差し込む一筋のヲト~

 クロワーゼ3話 シーン1


知ることから始まる相互理解。二つの国を音が紡いだ瞬間―


言葉だけでは伝わらないもの。
そういったものって少なからずあったりしますよね。


それは例えばその場の雰囲気のようなものであったり、説明し難いものであったりと、
こう言葉ではなかなか言い表せられない不思議な感覚みたいな。
そして今回の話の中で言えば、それは日本の伝統工芸やスポーツ、美意識みたいなものであって
日本のことを知らないクロードにとってはそれこそ摩訶不思議な存在でしかないわけです。

故に彼は色々と日本について聞いてみてもそのイメージが浮かばせ難く、看板を作る際の
アイデアとして、どうしてもそこに日本の文化を生かすことが出来ない。

まぁ今の時代だからこそ、国境を越えて色々な文化のやり取りがなされているわけで、
昔の時代ならそれも当然のことだと言えますよね。
各国に対するステレオタイプというものさえ構築されていないわけですから。


クロワーゼ3話 シーン2クロワーゼ3話 シーン3


でもだからこそ、少しずつその文化に触れていくことでその空気感を味わうことはできる
分からないなら学べばいい。理解できないのなら接してみればいい。

むしろそうすることを続けなければ、いつまで経っても互いのことを理解するなんてことは
決して出来はしないはずですよね。普通はそういった機会すら得ることは難しいはずなのに
今の彼らはそれを思う存分にすることができる。

だったら少しずつ学んでみればいいんです。湯音だけにフランスの文化を馴染ませるのではなく
折角の異文化交流なのだから自分たちも学ばせてもらえば。

郷に入りては郷に従えという言葉もありますけど、そうしようと努力している湯音だって
日本人には変わりないわけですから、彼女も日本の風習だって捨て切れるわけがない。
だからこそ、クロードも彼女のことを理解してあげることが必要なんじゃないかなぁと。


 クロワーゼ3話 シーン4


そしてそうやってお互いを知っていく内にその中にも “通じ合うものがある” のだと
二人は気付くことができるのですよね。

お茶碗の大きさや、正座という礼儀作法については理解出来るところがなくとも
“音” という一つの概念については分かり合うことが出来る。

それはお湯の音や波の音、または雨の音だったり、楽器の音、そして鐘の音だったり…。

どんなに単純なものでも分かりやすいものでも、そうやって繋がりを見つけられることで
お互いの距離ってぐっと縮まっていくものだと思うんです。


 ソラノヲト1


【 音は響く。音は響いて...そして、伝わる…。】


また、そんなことを考えながらこの作品を視聴しているとどうしても思い出してしまうのが
『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 という作品だったわけなんですね。

人種の壁、言葉の壁。そして “敵国” という人類自らが愚かながら築き上てしまった巨大な壁。
そういったものを壊すことってもう不可能かも知れないとさえ思える状況に陥ったわけですが、
それでも、その多くの壁を越えるものってやっぱり何処かで存在しているはずなんです。

それは、カナタたちとアーイシャ(敵軍人)との間において会話を交わす手段がなくたって
一つの曲を通してあそこまで心を通わせたこともそうだし、何よりカナタが想いを込め
Amazing Graceを吹き鳴らしたことで戦争が止まったあのシーンにおいても全く同じであって、
それらのシーンは “その壁を越えることの肯定的存在” として鮮明に描かれているわけです。


そして、もちろんその “音” というのはたった一つのものに限ったものではなく、
それこそ先ほども挙げた色々な音について言えるわけですし、もっと言えばそれは
“声” という音であってもいいわけですよね。
言葉の意味が分からずとも、そこに乗せられた感情というものは感じ取ることができる。

故に、例え理解が出来なくたって、その響きの音色は必ず誰しにも同じ音として響いていくわけで
そこに差なんて決してないし、その音色はきっといつまでも色褪せない。
そしてその美しさも多くの人に対して同様の印象と雰囲気感を魅せ続けていく。


 クロワーゼ3話 シーン5


だからこそ湯音があの橋からの風景を目の前にして心を震わした瞬間は、それこそクロードが抱く
“この風景が好きな理由” そのものが彼女に伝わった瞬間でもあったのだと言えるわけで、
そこに言葉では言い表すことの出来ない存在の重要性というものが垣間見えてきますよね。

またそれはあの教会の音色でも同じことであって、ああして同じ音を同じ場所で聞くことで
二人の間には確実に一つの繋がりが出来上がっている。

そうやって、探り探りでもお互いの共通点を見つけていって同じ目線に立ちながら音を聴き、
何かを眺めることで二人の絆はもっと強く深いものになっていくのではないかなと思います。

言葉や文化という小さな枠組みの中でだけではなく、そういった誰しもが分かち合えるような
素敵な空間の中で彼らが共に成長し、理解し合っていく姿にこれからも期待していきたいところ
ですね。じっくりとその壁を乗り越えていって欲しいです。




次回  「水明り



悠木さんが演じるアリスがとうとう出てきましたね。
彼女関連での話の展開にも期待したいところです。



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