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電波女と青春男

電波女と青春男 #10 『軒下少女』 感想

 電波10話 シーン1


エリオの宇宙人説再燃。いや、でもそんなことはもうどうでも
いいのだろう。今の彼女は紛う事なき地球人なのだから。



新たな刺客の存在に戸惑うエリオ。というか逃げ惑うエリオ。


きっと真と出会う前の彼女なら興味心身と言った様子で、専門的な宇宙用語を駆使しながら
凄く仲良くなり、意気投合もしていたんだろうなぁなんてついつい思っちゃうわけですけど、
でもそうはならなかったのはきっと、エリオがそれだけ一人の人間として成長し続けているから
なのでしょう。

もちろん宇宙に対しての興味が薄れたわけでもないし、宇宙人の存在を否定するわけでもなく
むしろ彼女はきっと肯定したいはずなんですけど、でも今はちょっと違う側面も持っていて。

ようは真と共に過ごしてきた時間は彼女に対し一つのプライドみたいなものを持たせるまでに
大きな影響を与えたのだと言えるわけなんですよね。
それは地球人としてのプライドなのか、はたまた藤和エリオとしてのプライドなのか。

とにかくそれは、彼女の中で芽生えた大切な何かを守りたいという確固たる強い想い
なのだと思います。


 電波10話 シーン2


だからエリオは排除しようとした。いきなり湧き出てきた偽りの宇宙服に身を纏った
自称と思わしき宇宙人を追い出したかった。

それはあのいい雰囲気を台無しにしたことへの彼女なりの怒りなのかも知れないし、
二人だけの時間を奪われたことに対しての報復の意味もあったのかも知れない。

でもきっとそれだけではなくて、自分の大好きな従兄改め “丹羽君” につっかかり
迷惑をかけているあの宇宙人の存在が彼女のそのプライドをも触発したからで
故に、エリオは真を守るべく布団という最強の武装を用いて彼女の前に立ちはだかった
のかなと思います。その “大切な何か” を守るために。

だから彼女にとっては宇宙人であるとかないとかそんなことはもう関係ないのでしょう。


 電波10話 シーン3


そして何より、そんな大切な存在である真が 「あれぐらい自分で追い払うように」 と
エリオに言い聞かせたからこそ、彼女はそれを肝に銘じて頑張ってみたわけで、
言ってしまえば、もうエリオにとって真という存在は親みたいな存在でもあるのでしょうね。

それは大きな支え、大きな目標でもあり、さらには自転車のカゴに自分を乗せつつ
懸命に前へ前へと推し進め道を切り開いてくれる大切な彼女の原動力。

ただ、そこに恋愛的愛情が混在しているのかどうかというのは現時点ではちょっと
分からないわけですけど、でも大きな意味での愛情というのは溢れるばかりに
抱いているに違いないわけで、だからこそエリオと真の関係ってもう切り離せないほどに
強い絆で結ばれているのだろうなぁと。

まぁ真自身からはあまりそういった強い想いみたいなものは感じられないわけですけど
でもそれは感じさせないようにしてるだけで、実際はかなり気にかけているわけですからね。
それだって愛情には変わらないし、一種の絆でもあるのだと言えるはずです。


 電波10話 シーン4


それにエリオがあの駄菓子屋を馬鹿にされて見せた怒りの感情を見て個人的にもなんだか
色々と感じさせられた部分があったというか。

だって、あの場所って彼女の社会復帰のための足掛かりの場でもあるし、大好きなお婆ちゃんの
家でもあるわけですよね。そして何より、真が導いてくれた憩いの空間でもあるわけで、
つまりあの場所ってエリオにとっては色々な想いが詰まった大切な場所なのだと思うんです。

そして、そういった “大切な場所” だと思えているということはそれだけ彼女が
あの頃から成長していることの証であり、地球人として歩んできたことの証でもあるわけで
それを否定されることってどうしたって許せずにいられるわけがない。

むしろそれは、エリオの頑張りを見ずに知らずに過去の彼女の幻影に捉われ続けて、
その存在を気色悪いと偏見の目で見続ける周囲の人間の思考と遠回りに一致するわけで
一視聴者の私だって良い気分はしないのです。

だから、彼女がああやって怒りの表情を見せてくれたことは素直に嬉しかったというかね。
「あぁ、エリオは頑張ってる。成長してる」 って。そう思わずにはいられないのです。


 電波10話 シーン5


でもそういった自分の人生を否定されるといった意味ではもしかしたら社も
同じ立場なのかも知れないんですよね。

彼女がどういう経緯を辿って生きてきた人間なのかは知らないし、本当に畑嵐なのか
家出少女なのか、または本当の宇宙人なのか。

その辺りの事実がハッキリしないとどうしても分からないことが多いわけですけど、
けれど彼女がエリオと同じように世間から否定され続けてきたことだけは分かる。
異端児として扱われ、周囲からは偏見の目で見続けられ、どうしたって懐疑的にならざる終えない。

だからそういった意味では、真に対して彼女は 「超常現象に対して懐疑的なことは愚かなことだ」 と言い放ったわけですけど、それは人間に対し懐疑的な彼女にも当て嵌まることでもあるんですよね。

故に、社もまたエリオと同じく変わることが出来るのかも知れないというのは一種の希望として
描かれていたのかなとは思います。

それが地球人としての変化なのか、宇宙人としての変化なのかは定かではないのですけどね。


 電波10話 シーン6


そしてもしかしたら真自身も最後はそのことに気付いたのかも知れません。

色々な人がいる中で、エリオという従妹に出会い、最初は変な奴だとも思ったけど
でもそんな彼女にも色々なことの積み重ねが合って、また心の闇があって。
けど、そういった闇の中からでもみんな懸命に手を伸ばして光を捜し求めてる。

理不尽なこんな世の中でも頑張って頑張って、多くの人がたとえ認めてくれなくたって頑張って。
またそんな姿を間近で見てきた彼だからこそ、そういう人達を支えてやりたいとも思うのでしょう。

そんな彼の優しさと心の大きさが、寝そべる社に宇宙服をかけてあげるその姿に凝縮されて
いたのではないかなぁと思います。

また女々さんが彼女を素直に受け入れたその姿勢にまた同じことが言えますよね。
人間であっても宇宙人であっても、人として受け入れる。
それはどんな人に対しても優しさを振り撒くこととも同義なわけで、そういった彼らの想いが
社にこれからどんな影響を与えるのかというのは非常に興味深いところです。


というわけで、電波女と青春男。最終回次第ではもしかしたら春アニメの中で一番好きな作品に
なるかも知れません。本当に素晴らしい作品です。




次回  「今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと



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