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電波女と青春男

電波女と青春男 #04 『右腕骨折全治一箇月』 感想

 電波4話 シーン1


宇宙人がいるかどうかなんて誰にも分からない。でもだからこそ、
それは希望へと昇華され彼女の背中を押し続けていくのだろう。



藤和エリオ16歳。職業は家事手伝い、そして従妹で引きこもり。

宇宙人なんかじゃないし、重力に引っ張られてしまうただの少女であって、だから真と
学校へ行くのが楽しそうと心を躍らせすことだってあるし、ろくでなし扱いされて
少しムッとしてみたり、自分の我侭に付き合ってくれた彼に感謝したりもすることができる。

むしろ、それがエリオという一人の人間のありのままの表情であり、姿勢でもあるわけで
今までがおかしかったとまでは言わないけど、今までの彼女は彼女ではなかったのだと
そんな風にも言えてしまうわけなんですよね。

でも、その偽りの仮面を脱がされた、脱いだことによってまた少し違う風景をエリオは
見ることが出来て、その喜びを改めて知ることが出来た


そしてその喜びを知れた彼女の喜びを見て、ついつい私も喜んでしまうというかね。


 電波4話 シーン2


もちろん、真自身はこの入院していた2週間の中でそのことに対し悶々と考え続けて
ひょっとしたらエリオを余計に傷つけてしまったのかも知れないと感じていたわけで
だからこそ少なからず不安と恐怖も感じていたのでしょう。

そしてその恐怖はエリオが感じていた記憶喪失に対する恐怖とも少し重なる部分があり、云わば
それは 「分からない」 という一種の不透明で理解しようのない一つの事実でもあって。

エリオにしてみれば、自分が何をしていたのか、何処に行っていたのか、また何を言えば
いいのか分からないといった恐怖とそれに対する周囲の反応への不安があったはずだし、
真からすれば、そんな彼女を無理矢理に現実と向き合わせた結果でエリオがどう感じて、
どうなってしまっているのかとか、自分がどう思われているのかが分からないという不安。

そんな誰しもが抱えていながらも答えが出せないような難しい問題に彼らもぶつかっていたわけで
故にそこで立ち止まってしまうことだってしょうがないと言えばしょうがないし、無理もないと言える。

でも、そこで踏み出す一歩があれば選択肢と前に進むための道は必然と開けてくるわけで
その点で言えばそれを自ら行動に起こし、実践したのが真であって、
ただただ怯え続けて実践しなかったのがエリオだとも言えるのかなと思えてきてしまうわけです。


 電波4話 シーン3


それは真の言葉を借りて言えば 『他人が内心を完全に読み取ることは不可能だ』 という
開き直りのようで、一番重要なそんな当たり前の意味の込もった言葉という名の勇気


つまりはその考えを持てるかどうかなのですよね。

もちろんそれだってそんな簡単な話じゃなく、エリオの恐怖とか不安というのは真のそれと
また大きく違って、むしろ問題の大きさとしては断然彼女の方が重いものを抱えているし、
だからそう簡単に踏み出すことは出来ない。いや、出来るわけがない。

そんな彼女の気持ちだって十分理解できます。

でもだからこそ、彼女には “考えていても、蹲っていても前には進めないんだよ” と諭して
くれるそんな人が必要だった。自分だけじゃ前に進めないから引っ張ってくれる人が欲しかった。

そしてそれこそが真という存在であり、彼女にとってはまさに白馬に乗った王子様・・・
もとい、自転車に乗った王子様的な存在でもあったのだと思います。


 電波4話 シーン4


故にそんな彼が暗い海の底からエリオを引き上げたことによって彼女もまた少し前に進めた。

(その辺りは、前回の自転車が海の底に沈んでいく描写と、エリオの手を持ち上げる真の描写の
一連のシーンでも表現していたのではないかと思います。)

また 「従弟のお陰でちょっとだけ飛べたから、凄くスカッとした...」 というあの言葉からは
もうそれは凄く前向きで、しっかりと前を見据えるようなそんな雰囲気がよく感じられますよね。

それと確かに、真の言うように彼女の一つの夢というのは壊れてしまったかも知れませんけど
でもその夢を壊したことによって新しい夢を彼女は見つけることが出来たんじゃないかなと私は
思うわけです。

それは今までのような、後ろ向きに宇宙人の存在を願う希望的観測のような夢では決してなくて、
宇宙人がいたらいいなぁと願う純粋無垢な未来への希望に満ち溢れた夢。
自分の存在を肯定するためでもなく、ただ単に辻褄合わせのためでもなく。

ちょっと言葉に表し難いですけど、、言うとすれば、
そんな夢と現実の混同をせずに夢は夢と割り切れる彼女の新たな思考、夢からの自律

だってエリオの存在を肯定するのはもう真一人で十分なわけですからね。そしてもちろん、
それは女々さんも同じであって、あの人だっていつかは必ず支えになってくれることだと
思いますよ。彼女もエリオのことをしっかりと考えている理解者の一人なんですから。


 電波4話 シーン5


とにもかくにも、そんな風にエリオが夢と自分を切り離せたことで、彼女にとっての宇宙人の
存在は “居なくちゃいけない存在” から “居て欲しい存在” に変わり、だからこそ
無理をせずにこれからもその夢を追えるし、自分に対しても正直に生きることが出来る。

それはまさに前回、真が言っていた “神秘とは己を前進させる希望でなくてはならない”
というあの言葉通りのことを体現していて、故にエリオにとっての神秘と成り得たその夢も
きっとこれから彼女が自分の人生を歩んでいくための推進力として働いていくんだろうなぁと。

そんなことを実感出来た今回の話は前回に引き続き、本当に素晴らしいストーリーであり
とても心地良く、気持ちのいい流れとなっていたのではないかなと思います。


あとは、もし叶うのであれば、エリオにまた学校へ行かせてあげて欲しいなぁとは思いますね。
それだってそんな簡単なことじゃないし、苛められることだってあるかも知れないけど
きっと彼女が真と通いたいと言ったことに嘘偽りなんてこれっぽっちもないはずですから。

そのエリオが抱くもう一つの夢もまた彼女の背中を推し進める力となってくれる。
そう願いつつ、彼らの今後と二人の成長というのもしっかりと見守っていきたいところです。




次回  「サンクスギビングの憂鬱



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