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『inote! -アイノテ!- 1』 感想
![]() | inote! -アイノテ!- (1) (まんがタイムKRコミックス) (2011/03/26) 夕仁 商品詳細を見る |
都会っ子に愛の手を差し伸べるような、ゆったり田舎のスローライフ。
いい加減な彼女たちの雰囲気がとても可愛らしく感じられますね。
最近は何だか、新刊コーナーとかを見てみても田舎を舞台にしている作品が多い印象ですが
今回紹介するこの作品もまたその中の一つで、設定としては以前に感想記事も書いている
『のんのんびより』 と同じです。田舎に転向してきた都会っ子が魅せるスローライフ的なお話。
ただこの作品の主人公である “ちえ” が凄く現代的というか、ちょいオタ的な存在なんですよね。
趣味はギャルゲーだし、アニメが好きだし。
主人公の女の子がオタであるという設定は、特に 『らき☆すた』 なんかが有名なわけですけど、でもこの作品の場合は、そこまでゴリ押ししてくるわけでもなく、さり気ないアクセントとしてそういう属性を持たせているという感じなので、むしろそのさり気なさが話の中でもいい味を出しているのではないかなと思います。
特にギャルゲーをみんなでやり始めて熱中し出すという話は何だか微笑ましくもありましたね(笑)
とまぁ、そんな主人公を含めて主要キャラとしては一応4人いて、そのちょい下ぐらいのポジションにちえの姉である “ななせ” がいたりします。
みんな個性的で巧くバランスのとれたキャラクター性を持っているなぁと思うのですが、中でもそのななせが、一際いいポジションにいて、凄く彼女のお陰で話に緩急がついていると思うのですよ。
一番しっかりしている上に、本作品でのツッコミキャラなので彼女が絡むと話が締まりますし
それに一応、ちえの保護者的な立場なので若干、達観している雰囲気もあるんですね。
無邪気でのんびりしていてちょっといい加減な4人組を彼女たちの傍で見守っているというか・・・。
そんな雰囲気が、何だか読者の立場ともリンクしたりして、凄くななせには好感が持てるんです。
それでいて、やっぱりどこか抜けているというか、そうは言っても中学3年生なので萌え的な可愛らしい部分もあって、凄く愛くるしいんですよね。
だから、そういったギャップがやっぱり読んでいるこちらとしては堪らないんですw
多分、この作品にななせがいなかったとしたら、大分話としての面白みも下がっていたんじゃないかなと思えるぐらい、重要なキャラだと思います。
というか個人的にもお姉ちゃんが一番好きです(笑)
あとは、作品の雰囲気としても田舎らしさというのは凄く感じられましたね。和めます。
ネタとしても、あーそんなのあったなー的な要素があったりもして、懐かしさも感じられるので
あまり現代っ子的な環境で小中等を過ごしていない方にとっては余計に心安らげる4コママンガになっているのかも知れません。
また、そういった点では私にとっても、なかなか相性の良い作品だったのかなとも思えますね。
キャラもみんな可愛く描けていますし、これはなかなかおススメできる日常系マンガですよ。
特に昭和末期生まれぐらいの方であれば、結構な好感触を期待できるのではないでしょうか。
今回紹介するこの作品もまたその中の一つで、設定としては以前に感想記事も書いている
『のんのんびより』 と同じです。田舎に転向してきた都会っ子が魅せるスローライフ的なお話。
ただこの作品の主人公である “ちえ” が凄く現代的というか、ちょいオタ的な存在なんですよね。
趣味はギャルゲーだし、アニメが好きだし。
主人公の女の子がオタであるという設定は、特に 『らき☆すた』 なんかが有名なわけですけど、でもこの作品の場合は、そこまでゴリ押ししてくるわけでもなく、さり気ないアクセントとしてそういう属性を持たせているという感じなので、むしろそのさり気なさが話の中でもいい味を出しているのではないかなと思います。
特にギャルゲーをみんなでやり始めて熱中し出すという話は何だか微笑ましくもありましたね(笑)
とまぁ、そんな主人公を含めて主要キャラとしては一応4人いて、そのちょい下ぐらいのポジションにちえの姉である “ななせ” がいたりします。
みんな個性的で巧くバランスのとれたキャラクター性を持っているなぁと思うのですが、中でもそのななせが、一際いいポジションにいて、凄く彼女のお陰で話に緩急がついていると思うのですよ。
一番しっかりしている上に、本作品でのツッコミキャラなので彼女が絡むと話が締まりますし
それに一応、ちえの保護者的な立場なので若干、達観している雰囲気もあるんですね。
無邪気でのんびりしていてちょっといい加減な4人組を彼女たちの傍で見守っているというか・・・。
そんな雰囲気が、何だか読者の立場ともリンクしたりして、凄くななせには好感が持てるんです。
それでいて、やっぱりどこか抜けているというか、そうは言っても中学3年生なので萌え的な可愛らしい部分もあって、凄く愛くるしいんですよね。
だから、そういったギャップがやっぱり読んでいるこちらとしては堪らないんですw
多分、この作品にななせがいなかったとしたら、大分話としての面白みも下がっていたんじゃないかなと思えるぐらい、重要なキャラだと思います。
というか個人的にもお姉ちゃんが一番好きです(笑)
あとは、作品の雰囲気としても田舎らしさというのは凄く感じられましたね。和めます。
ネタとしても、あーそんなのあったなー的な要素があったりもして、懐かしさも感じられるので
あまり現代っ子的な環境で小中等を過ごしていない方にとっては余計に心安らげる4コママンガになっているのかも知れません。
また、そういった点では私にとっても、なかなか相性の良い作品だったのかなとも思えますね。
キャラもみんな可愛く描けていますし、これはなかなかおススメできる日常系マンガですよ。
特に昭和末期生まれぐらいの方であれば、結構な好感触を期待できるのではないでしょうか。
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