日常
日常 #03 『日常の第三話』 感想

シュールな笑いが売りの作中で、シュールなギャグを
登場するキャラが腑に落ちないと感じるこの不思議。
あー今回も笑った。めっちゃ笑いました。
アフロからドラ焼きとか、学生カバンからブロッコリーとか、手の中から手とかね。
もうどんだけ引き出しあるのって感じで、本当に何が出てくるか分からない。
まさに四次元ポケットの如く次から次へと出てくるシュールでハイセンスなギャグに
こっちにも少し状況整理の猶予を与えてくれと、腹をよじらせながら言いたくなります(笑)
それでいて相変わらず演出は派手で、声優さんの誘い笑いのような演技も見事に光って
何この絶妙な化学反応といった印象は3話に来てもいまだ健在。
何度見ても制作がここで良かったと思える点は、さすが京アニと言ったところですね。
とか何とか言いながら、今回の話の中には個人的に原作からのお気に入りの話が
盛り込まれていました。まさに “シュール過ぎる” と言える話だったわけですが
それをこのアニメ化という形で見た時に、初めて気付いたことがあったんですね。
それは言うなれば、視聴者(読者)とキャラクターの共感覚といったところでしょうか。
まさに “腑に落ちない” という共感覚。

多分、これは実際のところこの作品に対し言っちゃいけないことなんですけど
ほとんどのギャグというのが腑に落ちないんですよね(笑)
それは “なんで頭の中にドラ焼きが入ってんだよ” とか “なんで背中にネジついてんだよ” とか
“なんで髪留めがウッドキューブなんだよ” とか “囲碁サッカー部って何だよ” とか。
(実はこのウッドキューブについては重大な秘密があるので乞うご期待。)
もう、理由とか原因とか求めようとしたらきりがないんです。
そしてそれこそがシュールギャグというものであり、この作品の肩書きにすらなりつつある
『日常の中の非日常』 だと言えるところでもあるわけで
もはや、私たち視聴者はそれをそれとして認めなければやってられないんです(笑)
だからこそ、「シュール過ぎるwww」 の一言で万事OK。
むしろそれがこの作品の楽しみ方でもあると思うんですよ。(故に、人を選ぶとも言われる。)

けれど、そんなシュールな非日常を日常として認識し暮らしている彼女たちが
シュールなギャグを見て 「腑に落ちねぇ・・・」 と言ってしまう不思議。
このことに気付いた時に私はどうしても腑に落ちませんでしたね、全てが(笑)
いやいや、それに対して腑に落ちないんだったらもっと腑に落ちないことあるでしょとw
モヒカンにダイブしたウインナー食べたり、飛び込んでくるウインナーを
グローブ構えて待ち構えてたり、それらの一件について是非一言下さいとw
まーそんなこと言ったってしょうがないんですけど、つまり何が言いたいのかというと
あー何が言いたかったんだろうww
まぁようは、そんな非日常を日常として受け入れてた彼女が唐突にそれを受け入れなかったギャップが凄く不思議な感じがして、いつもと違う面白さが込み上げて来たみたいな。そういった感想を抱いたわけです。

逆に言い方を変えると、慣れって怖いよねというか。
そんなシュールな映像を日常として扱う彼女たちが一瞬、そう扱わなかっただけで
あれっと感じてしまう。その誤差がまた面白くもあり、不思議でもある。
思い返せば、グリコの復活の呪文に対してもまさに彼女たちは腑に落ちないといったような
表情を浮かべていたわけで、ようは彼女たちにとっては非日常が日常なのではなくて
あくまで非日常も日常に成り得るという話だったというわけです。
(故に、日常的な日常の流れもこの世界には存在するし、日常的な解釈も彼女たちはする。)
その点においてはこの場面もまさにそうですね。
一見、いつものアイキャッチから今回は普通(日常的)だと思う方もいるかも知れませんが
普通に考えれば本読みながら縄跳びする女子高生、もっと言えば人なんていません(苦笑)
というか縄回す人の存在がもはやおかしいのだけど、三回目ということもあり
視聴者はそれを日常的に捉えてしまっている。そこがまた考えれば考えるほど面白いですよね。
もちろん “笑い” の面白さではなく “興味深さ” の面白み、みたいな。
うーん、なんかグダグダになってきました(汗)
まぁこういうこと考えながら見るアニメではないと思うのですけど、でもそういったことにも
視点を向けながら見たりするのもアニメならではで面白かったりすると思います。
もちろん、最初にも述べたとおり、作品自体には大いに笑わせてもらってますからね。
これからも色々な観点から楽しませてもらえたらなぁと思いますよ。
ただ、まぁ虎を乗りこなしちゃう辺りは確かに腑に落ちないよなぁ・・・笑
次回 「日常の第四話」
アフロからドラ焼きとか、学生カバンからブロッコリーとか、手の中から手とかね。
もうどんだけ引き出しあるのって感じで、本当に何が出てくるか分からない。
まさに四次元ポケットの如く次から次へと出てくるシュールでハイセンスなギャグに
こっちにも少し状況整理の猶予を与えてくれと、腹をよじらせながら言いたくなります(笑)
それでいて相変わらず演出は派手で、声優さんの誘い笑いのような演技も見事に光って
何この絶妙な化学反応といった印象は3話に来てもいまだ健在。
何度見ても制作がここで良かったと思える点は、さすが京アニと言ったところですね。
とか何とか言いながら、今回の話の中には個人的に原作からのお気に入りの話が
盛り込まれていました。まさに “シュール過ぎる” と言える話だったわけですが
それをこのアニメ化という形で見た時に、初めて気付いたことがあったんですね。
それは言うなれば、視聴者(読者)とキャラクターの共感覚といったところでしょうか。
まさに “腑に落ちない” という共感覚。

多分、これは実際のところこの作品に対し言っちゃいけないことなんですけど
ほとんどのギャグというのが腑に落ちないんですよね(笑)
それは “なんで頭の中にドラ焼きが入ってんだよ” とか “なんで背中にネジついてんだよ” とか
“なんで髪留めがウッドキューブなんだよ” とか “囲碁サッカー部って何だよ” とか。
(実はこのウッドキューブについては重大な秘密があるので乞うご期待。)
もう、理由とか原因とか求めようとしたらきりがないんです。
そしてそれこそがシュールギャグというものであり、この作品の肩書きにすらなりつつある
『日常の中の非日常』 だと言えるところでもあるわけで
もはや、私たち視聴者はそれをそれとして認めなければやってられないんです(笑)
だからこそ、「シュール過ぎるwww」 の一言で万事OK。
むしろそれがこの作品の楽しみ方でもあると思うんですよ。(故に、人を選ぶとも言われる。)

けれど、そんなシュールな非日常を日常として認識し暮らしている彼女たちが
シュールなギャグを見て 「腑に落ちねぇ・・・」 と言ってしまう不思議。
このことに気付いた時に私はどうしても腑に落ちませんでしたね、全てが(笑)
いやいや、それに対して腑に落ちないんだったらもっと腑に落ちないことあるでしょとw
モヒカンにダイブしたウインナー食べたり、飛び込んでくるウインナーを
グローブ構えて待ち構えてたり、それらの一件について是非一言下さいとw
まーそんなこと言ったってしょうがないんですけど、つまり何が言いたいのかというと
あー何が言いたかったんだろうww
まぁようは、そんな非日常を日常として受け入れてた彼女が唐突にそれを受け入れなかったギャップが凄く不思議な感じがして、いつもと違う面白さが込み上げて来たみたいな。そういった感想を抱いたわけです。

逆に言い方を変えると、慣れって怖いよねというか。
そんなシュールな映像を日常として扱う彼女たちが一瞬、そう扱わなかっただけで
あれっと感じてしまう。その誤差がまた面白くもあり、不思議でもある。
思い返せば、グリコの復活の呪文に対してもまさに彼女たちは腑に落ちないといったような
表情を浮かべていたわけで、ようは彼女たちにとっては非日常が日常なのではなくて
あくまで非日常も日常に成り得るという話だったというわけです。
(故に、日常的な日常の流れもこの世界には存在するし、日常的な解釈も彼女たちはする。)
その点においてはこの場面もまさにそうですね。
一見、いつものアイキャッチから今回は普通(日常的)だと思う方もいるかも知れませんが
普通に考えれば本読みながら縄跳びする女子高生、もっと言えば人なんていません(苦笑)
というか縄回す人の存在がもはやおかしいのだけど、三回目ということもあり
視聴者はそれを日常的に捉えてしまっている。そこがまた考えれば考えるほど面白いですよね。
もちろん “笑い” の面白さではなく “興味深さ” の面白み、みたいな。
うーん、なんかグダグダになってきました(汗)
まぁこういうこと考えながら見るアニメではないと思うのですけど、でもそういったことにも
視点を向けながら見たりするのもアニメならではで面白かったりすると思います。
もちろん、最初にも述べたとおり、作品自体には大いに笑わせてもらってますからね。
これからも色々な観点から楽しませてもらえたらなぁと思いますよ。
ただ、まぁ虎を乗りこなしちゃう辺りは確かに腑に落ちないよなぁ・・・笑
次回 「日常の第四話」
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