戦国乙女
戦国乙女 ~桃色パラドックス~ #02 『困惑乙女』 感想

彼女の持ち前の明るさと元気が戦乱の世に希望をもたらす。
そんな未来が見えてくるかのようなお話でした。
「アホなだけじゃない。」
今回はまさにそんな言葉がシックリくるような回でしたね。
最後にシロが 「やっぱ本物のアホだ。。けど、面白い奴だ。」 とつぶやいていたわけですけど
本当にその通りというか、傍から見ていてもしっかりしてるんだなぁと凄く思えて見直したというか。
彼女から滲み出ている雰囲気やその姿勢っていうのが、何だか凄く温かくて面白くて
何かやらかしてくれるんじゃないかって、そう強く思えちゃうんですよね。
それこそノブナガの気持ちが分かる気がするみたいな感覚で、この時代での彼女の行動を
観察していたいって凄く感じられてしまって、何だか無性に期待したくなっちゃうんです。

そりゃあ昔の時代と今の時代は文化も習慣も何もかもが違うわけで、ノブナガの行動や
ミツヒデの言い分が間違ってるとかお門違いとかそんなことは言えません。
ノブナガが民衆にとってヒーロー的な立場なのか支配者的な立場なのかとか
それによってもまた考え方が変わってくる部分ですし
それだって決して決め付けることはできない。
また領主であるということを考えれば無闇やたらに威厳のない行動もできないでしょうから。
けどそうであってもね。やっぱり普通に考えれば、温かさに触れたり
実際に触れ合って助けてもらえたりすれば人間誰だって嬉しいものです。
それもあんな風に無邪気に心から 「元気出して!」 と励まされれば余計に。
まぁああいう状況下だと、そういった善意が帰って悪意と捉えられてしまうことも
あることにはあると思いますが、私も辛かった時はあんな風に励まされて
「じゃあ頑張るか。」 と思えたこともありますし、見ていて凄くいい子だなぁと思えました。

それに、彼女は行動で 「元気を出して!」 と訴えてはいるものの、決して言葉では
そういったことを表現していないんですよね。
花を渡したり、音楽を鳴らしたり、笑顔を見せたりしてただひたすら自分が出来ることを
精一杯やり遂げようとしている。そういう姿勢がまた素晴らしいというのかな。
無理に元気を出させるのではなく、自分を切欠として元気を自ら出してもらおうという姿勢。
またその点で言えば、かの豊臣秀吉を表した川柳に
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」 というものがあったりするのですが
この川柳はそんな彼女にもしっかりと当て嵌まっていると思うんですよ。
本来の解釈としては “降参しないのなら降参せざる終えないようにしてしまうまで” といった
意味だったと思いますが、今回の場合で言えばまさに
“元気がないのなら元気にしてあげるまで”といった感じで
自分の力で何とかして見せようという強い意思が感じられる。そういった行動力というのかな。
その辺りが凄く実際の秀吉とマッチしていて面白いし、彼女自身にもやっぱり面白さを感じられますよね。

だからこそ、やはりヒデヨシにはこれからもそういった姿勢を貫いていって欲しいですし
めげずに現世に帰るための方法を模索しながら頑張って欲しいなぁと思います。
まぁこれからも当然のように色々な問題が起こるのでしょうけど、それも乗り越えてね。
持ち前の明るさと元気でこの戦乱の世に生きる人たちに笑顔を振りまいてあげて欲しいなぁと。
不本意とは言え、どうせ来ちゃったわけですから。
この世の中を明るくした上で、無事元の世界に帰れればいいなぁと思います。
ただ、こういった彼女の行動は何処かで誰かと衝突することがあるというフラグでも
ある気がします。特にそれは仲間内にいたりといったようなことが多い印象。
現段階で言えば、まさにミツヒデがあまり彼女をよく思っていないようですけど
やっぱり一番危ないのは “ノブナガ” なのかなとも考えられるところですね。
何と言っても 『鳴かぬなら殺してしまえ』 の精神を持つ方ですから。
今回、ヒデヨシが秀吉的に描かれていたところを見るとやっぱりそこは不安になるところです。
全てが史実どおりになったり、描かれるわけではないのでどうなるのかは分かりませんが
そういったシリアスっぽい雰囲気も期待しつつ、この作品の方向性も見定めていきたいですね。
とにかく、今回はヒデヨシが可愛く、より一層好きになれたお話でした!
あとは最後に出てきたマサムネとの絡みも次回は期待したいところです。
次回 「天空乙女」
子作りについて興味津々なヒデヨシちゃん、可愛過ぎだチクショウ。
今回はまさにそんな言葉がシックリくるような回でしたね。
最後にシロが 「やっぱ本物のアホだ。。けど、面白い奴だ。」 とつぶやいていたわけですけど
本当にその通りというか、傍から見ていてもしっかりしてるんだなぁと凄く思えて見直したというか。
彼女から滲み出ている雰囲気やその姿勢っていうのが、何だか凄く温かくて面白くて
何かやらかしてくれるんじゃないかって、そう強く思えちゃうんですよね。
それこそノブナガの気持ちが分かる気がするみたいな感覚で、この時代での彼女の行動を
観察していたいって凄く感じられてしまって、何だか無性に期待したくなっちゃうんです。

そりゃあ昔の時代と今の時代は文化も習慣も何もかもが違うわけで、ノブナガの行動や
ミツヒデの言い分が間違ってるとかお門違いとかそんなことは言えません。
ノブナガが民衆にとってヒーロー的な立場なのか支配者的な立場なのかとか
それによってもまた考え方が変わってくる部分ですし
それだって決して決め付けることはできない。
また領主であるということを考えれば無闇やたらに威厳のない行動もできないでしょうから。
けどそうであってもね。やっぱり普通に考えれば、温かさに触れたり
実際に触れ合って助けてもらえたりすれば人間誰だって嬉しいものです。
それもあんな風に無邪気に心から 「元気出して!」 と励まされれば余計に。
まぁああいう状況下だと、そういった善意が帰って悪意と捉えられてしまうことも
あることにはあると思いますが、私も辛かった時はあんな風に励まされて
「じゃあ頑張るか。」 と思えたこともありますし、見ていて凄くいい子だなぁと思えました。

それに、彼女は行動で 「元気を出して!」 と訴えてはいるものの、決して言葉では
そういったことを表現していないんですよね。
花を渡したり、音楽を鳴らしたり、笑顔を見せたりしてただひたすら自分が出来ることを
精一杯やり遂げようとしている。そういう姿勢がまた素晴らしいというのかな。
無理に元気を出させるのではなく、自分を切欠として元気を自ら出してもらおうという姿勢。
またその点で言えば、かの豊臣秀吉を表した川柳に
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」 というものがあったりするのですが
この川柳はそんな彼女にもしっかりと当て嵌まっていると思うんですよ。
本来の解釈としては “降参しないのなら降参せざる終えないようにしてしまうまで” といった
意味だったと思いますが、今回の場合で言えばまさに
“元気がないのなら元気にしてあげるまで”といった感じで
自分の力で何とかして見せようという強い意思が感じられる。そういった行動力というのかな。
その辺りが凄く実際の秀吉とマッチしていて面白いし、彼女自身にもやっぱり面白さを感じられますよね。

だからこそ、やはりヒデヨシにはこれからもそういった姿勢を貫いていって欲しいですし
めげずに現世に帰るための方法を模索しながら頑張って欲しいなぁと思います。
まぁこれからも当然のように色々な問題が起こるのでしょうけど、それも乗り越えてね。
持ち前の明るさと元気でこの戦乱の世に生きる人たちに笑顔を振りまいてあげて欲しいなぁと。
不本意とは言え、どうせ来ちゃったわけですから。
この世の中を明るくした上で、無事元の世界に帰れればいいなぁと思います。
ただ、こういった彼女の行動は何処かで誰かと衝突することがあるというフラグでも
ある気がします。特にそれは仲間内にいたりといったようなことが多い印象。
現段階で言えば、まさにミツヒデがあまり彼女をよく思っていないようですけど
やっぱり一番危ないのは “ノブナガ” なのかなとも考えられるところですね。
何と言っても 『鳴かぬなら殺してしまえ』 の精神を持つ方ですから。
今回、ヒデヨシが秀吉的に描かれていたところを見るとやっぱりそこは不安になるところです。
全てが史実どおりになったり、描かれるわけではないのでどうなるのかは分かりませんが
そういったシリアスっぽい雰囲気も期待しつつ、この作品の方向性も見定めていきたいですね。
とにかく、今回はヒデヨシが可愛く、より一層好きになれたお話でした!
あとは最後に出てきたマサムネとの絡みも次回は期待したいところです。
次回 「天空乙女」
子作りについて興味津々なヒデヨシちゃん、可愛過ぎだチクショウ。
![]() | アニメ「戦国乙女~桃色パラドックス~」劇伴 (2011/06/01) VARIOUS ARTISTS 商品詳細を見る |
- 関連記事
-
- 戦国乙女 ~桃色パラドックス~ #12 『戦国乙女』 感想 ~もののけ姫と通ずる一つのテーマ性~
- 戦国乙女 ~桃色パラドックス~ #03 『天空乙女』 感想
- 戦国乙女 ~桃色パラドックス~ #02 『困惑乙女』 感想
- 戦国乙女 ~桃色パラドックス~ #01 『転送乙女』 感想
Comment
Trackback
戦国乙女 2話 困惑乙女
パチンコで幸運をもたらす犬っころがしゃべってから一週間・・・深紅の甲冑なんて本当に揃うのかな!?
アホの子は今日はブルマでした@@
戦国乙女~桃色パラドックス~ 【2話】 「困惑乙女」
戦国乙女~桃色パラドックス~、2話。
・・・全体を通して・・・
戦国の世界で暮らすことになったヒデヨシ。帰る方法もまだ不明である。
何気に、ノブナガが、秀吉のことが気に入っているようです。
この人も結構、変わりものと推定される。
逆にミツヒデはあんま...
戦国乙女~桃色パラドックス~ #2
【困惑乙女】
百花繚乱戦国乙女 榛名伝承編 2 (電撃コミックス)著者:しなの ゆらアスキー・メディアワークス(2010-10-27)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
制服と体操服しかないのは ...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 2話
できることから始めよう。
というわけで、
「戦国乙女~桃色パラドックス~」2話
戦国カンフーの巻。
言葉も大事だけど、それだけで全てが元通りになるわけじゃない。
まずは、動ける自分が動かな...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第2話「困惑乙女」
まさに困惑しますね…視聴者が(苦笑)
しゃべる犬シロは何か知ってるぽいですが何を語るでもなく。
ヒデヨシが別の世界から来たことと、あほだってことは理解したみたい(^^;
白戸次郎(おとうさん)み...
【戦国乙女】2話 スレ内ではヒデヨシが一番人気か
戦国乙女~桃色パラドックス~
#02 困惑乙女
405 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 02:41:51.40 ID:1RPfJtPy0
これ安心して見れるな。面白い
407 名...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 2話「困惑乙女」感想。
なんだかよくわからないところに飛ばされたヒデヨシは唯一ブルマーセットを持っていたようです。
歴女のコスプレイヤーってテレビでしか観たことないのですが…やっぱり男装が流行っているのですよねw
この子たちは女性らしい服装なので、それはないなーとも思いました...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第2話 「困惑乙女」
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第2話 「困惑乙女」 アニメ感想
あらすじ
謎の光に巻き込まれ、見知らぬ世界へやってきてしまったヒデヨシ。
ノブナガと名乗る女性に助けられ、なんとか寝るところは...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第02話 『困惑乙女』
神社で謎の光に巻き込まれたヒデヨシこと日出佳乃。気がついた世界は携帯も通じない。更に女性であるにもかかわらず織田信長、明智光秀と名乗る人物に助けられる。訳が分からないまま過ごしていると喋る犬が現れた。 郷に入ればヒロミに従え頭が悪い所為か、異世界に迷い?...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第1話 「転生乙女」・第2話「困惑乙女」
必殺!二話同時感想!www
と言う訳で、キャスト全とっかえやキャラデザ、設定など全くもって期待出来そうな所がなかった戦国乙女アニメ化w
ちなみに、自分は原作には超お世話になってますし、めちゃくち...
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第02話 「困惑乙女」
大門ダヨ
なるほど、ヒデヨシがノブナガに影響を与えていくのか
Trackback URL
Comment form
