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夢喰いメリー

夢喰いメリー 最終回 #13 『夢、ふたたび』 感想

 夢喰いメリー13話 シーン1


若者よ、夢を抱け。
どんな壁にも決して諦めることなくただ真っ直ぐに―



この作品を観終えた上で感じたこの気持ちを出来るだけ多くの人に読んでもらいたい。
そして “夢喰いメリー” という作品の素晴らしさを少しでも伝えられたらと。そう、願います。


夢喰いメリー最終回。完璧だったとは言えないけれど、展開としてはなかなかに
うまくまとめてきた感じだったと思います。
私が期待していた展開とは、ほんのちょっとだけ違いましたけどね。ニアピン的な。
でもそれでも最後まで楽しめましたし、私は満足してますよ。

それに加えて、話の内容・テーマの答えとして最後の最後に訴えかけてきた部分に関しては
凄く救われたというか、有難かったというか、とても強く胸に響いてきた感じで。

『夢での力は想いの強さ』 というこの言葉の意味を捉えるとそれはとても有り触れたものでは
あるのだけれど、その想いを彼らが抱くまでに直面してきた絶望がここにきて凄く効果を
発揮してきていて、彼らのああいう逞しい姿がとても羨ましく、輝いて見えるんですよ。

“そうだよなぁ。頑張らなくちゃ。俺だって頑張りたい。”
恥ずかしいですけど、そんな夢や希望を私自身にまた抱かせてくれたというかね。

夢や希望は降ってくるものではなくて、掴み取るものなんだよと。
分かっていたようで分かっていなかったそんな単純なことを言い聞かされた気がするのです。


 夢喰いメリー13話 シーン2


もちろん、誰だっていつもポジティブに考えることなんて出来やしないでしょう。
ずっと信じ続けていれば夢は叶うって言ったって、そこは人間ですから
少しは懐疑的になってみたり、斜め下から覗き込んで自分で自分の揚げ足をとってみたり
いつだってネガティブに考え、物事のマイナス面を引っ張り出そうとしてしまう。

それは感情的な言葉で例えるとするなら、不安や心配、躊躇、戸惑い。
そんな言葉たちがいつだって私たちの周りには付いて回っているわけで
故に人は落ち込むという行動をとってしまうんですよね。

その落ちた先が落とし穴程度ならまだいいんですけど、時にそれは地球の裏側だったり
奈落の底だったりして、最悪の場合は地獄の果てまで連れて行かれて
もう二度とは戻ってこられなくなってしまう人もいたりして・・・。


 夢喰いメリー13話 シーン3


だから、夢を持つっていうことはそれだけリスクを伴うことでもあるわけなんです。
決して全てがうまく行くわけなんてないし、保証もない。

メリーだって樹海の能力によってとは言っても、自身の深層心理に不安や戸惑いといった
負の感情が渦巻いていたからこそ、一旦は絶望の淵まで落ちてしまったわけで
その点については誰しもがそうなってしまう可能性を秘めていて
あの場面はまさにそのことを暗示していた
んじゃないかなと思うわけです。

もちろんそのことは今まで彼らが絶望という名の壁に直面してきた時だっていつもそうで
夢や希望を抱く度に、その強くて脆い気持ちというのは簡単に壊されてきてしまっていた。

だから言ってしまえば、この作品は夢を見ることで訪れるかも知れない残酷性を
その独特な演出と陰鬱な展開で克明に訴えてきていたわけなんです。


 夢喰いメリー13話 シーン4


でもね。。それでも人は夢を見ることを諦めないんですよ。
何か明確な根拠があるわけでもないし、うまくいかなかった時の保障だって何にもないけど。

けれど、そうしなくちゃ “前に進めないこともある” から。

だからみんな夢に向かって諦めずに走り続けるし、どれだけ大きな壁だって乗り越えようとする。
立ち止まりたくはないから。後悔はしたくないから。信じたいし、信じてやりたいから。
理由は人それぞれですけど、そこに宿す熱い想いについては差なんて全くないんです。

もちろん、それが人として当たり前の行動であり、考え方だなんて言うつもりはありませんけど
けど誰しも一度は抱くものなんじゃないかなぁとは思いますよね。
辛くたって、馬鹿にされたって。自分だけは決してその信念を曲げずに。

それに夢を追うことでしか得られない経験や、大切なものだってあるのは間違いないわけで
だからこそ人は夢を叶えようと必死になって戦って、時には苦し紛れにもがくわけです。
そして、そんな姿を笑うようなことは誰だってしていい筈はないし、むしろ決してしてはいけない。


 夢喰いメリー13話 シーン5


そんな愚の骨頂な存在として描かれていたのが樹海と飯島先生だったわけですけど
だからこそ、彼らが最後には夢を諦めないものたちの手によって打ち砕かれたのは
非常に清々しく、なくてはならなかった結末
だったのではないかなぁと思います。

ああいう輩が慈悲を貰って生き延びるというのは非常に気分が晴れないですしね・・。
個人的には。

けどそれだって、夢路やメリー、それぞれ個人の力だけではどうにもならなかったわけで
そう考えるとやっぱり、夢を叶えるためにはそれだけ人の支えという部分も
大きく影響しているんだよ
と、この作品は訴えていたのかなとも感じるところですね。

それについては、前回は気付かなかったのですがこの月を背にするシーンというのもまさに
そのことを暗示していて、以前、由衣が教えてくれたあの月の話にもリンクしてくるわけです。

誰かのお陰で人は今一度、夢が叶うことを信じることが出来る。
もう一度、自信を持って戦えるのだと。


 夢喰いメリー13話 シーン6


そしてそれは、河浪さんとレオンにとっても同じことなんだと言えるはずです。

親が死に、全てを失いもう二度と帰って来れないかもという程、深い穴に落ちてしまった
彼女だったわけですけど、けれどその穴に懸命になって手を差し伸べてくれた人がいた。
だからこそ、助けてあげたい。助けなくちゃならない。
私を助けてくれたように、今度は私が手を差し伸べてあげる番なのだと。

またそんな必死になってもがく彼女を見て、一緒になって彼女の背中を抱え
引き上げようとするレオン。

彼だって自身が抱えていた復讐という目的があったわけだけれど、きっとそれよりももっと
素直でいて輝いて見えるもののために、この力を使えるのだと思えたのでしょう。

この手で樹海に向け、最後の一矢を報いたかった気持ちがあるはずなのに
過去よりも未来に輝く夢や希望にその力を託した。
そしてそれは他でもなく、自分のパートナーである河浪さん自身がそう望んだことだったから。

結果的には、その犠牲もそれだけでは意味をなさなかったわけですけど・・・。
でも最終的には彼女たちの気持ちも含めて夢路たちの支えとなったわけで
決して無駄なことだったとはどうしても思いません。

いや、思いたくないだけなのかも知れないですけど。
でもそれでもいいでしょう。

だって、そう思いたくないという気持ちが、信じる気持ちになって、夢への糧となる
彼らが身を持って私たちに教えてくれたんですから。だから私はそう信じたいです。


 夢喰いメリー13話 シーン7


ただその結果、全員が笑顔で現に帰るという私の夢は叶いませんでしたけど
でも、まだまだこれから。彼らの夢は続いていくんです。

それはもちろん、メリーを夢に送り返すっていう大前提のものがまずあるわけですけど
それ以外にも、河浪さんの笑顔を取り戻すっていうみんなの夢がね。

一度は心をなくした彼女の夢と希望を勇魚が取り戻して見せたように
きっと彼女ならもう一度と言わず何度だって必死に手を差し伸べて彼女を救い出してくれるはず。
そういう希望を持って、一視聴者としても河浪さんに笑顔が戻る日を待ち望みたいし
そうなって欲しいと信じたいものですよ。

うん。きっと彼らなら大丈夫。不思議とそう思わせてくれる強さが彼らにはありますから。

それもこれも、ここまでの苦難を血の滲む様な努力の元に彼らが乗り越えて見せてくれた
故のものでもあるのでしょう。私も彼らを見習いたいなぁと思います。



というわけで、夢喰いメリーの感想もこれでお終いです。

ハッキリ言って総評はもういいかなって感じではあります。
だって今回のも含め、今までの感想においてほとんど感じたことは述べてきてしまいましたから。
何だか今期では一番感想書きやすい作品だったなぁという印象がありますけど
多分、観て感じた自分の気持ちをドンドン吐き出せたからなのかとも思います。

まどマギや放浪息子何かもかなり吐き出して書いているのですけどね。
でも “夢” という大きなテーマな分だけ、凄く感じたことをそのまま文章に出来たというか。

とにかくキャラ心情描写から訴えかけてくるという面に関しては素晴らしい作品で
もう痛いほど、彼らの気持ちというのは伝わってきた感じがしました。

もちろん最初でニアピンだったと述べたように、もう少し最後の戦い、特にエンギとメリーが
復活するシーン辺りではそれぞれが抱える葛藤や想いが煮えたぎるような演出が
欲しかったところですけど、でも伝わってくるものは十二分にありましたからね。

まぁあとは他の面で言えば、最後の樹海と夢路の戦闘はもう少しカッコ良く描いて欲しかったな
というのはあります。夢路自身がカッコ良い主人公なだけに、そこは勿体無かったかなぁと。


他、演出、BGM、作画などはいずれも高水準で素晴らしいものばかりでした。
特に背景画に関してはヨスガノソラ並のクオリティだったと思います。
雰囲気や描き方が違うので、単純に比較は出来ませんがとにかく素晴らしかったです。

あとはとりあえずこの一言だけですね。


お願いだから、2期をやってくれ と。

むしろ2期がないとなればストーリー的な部分に関しては
ちょっとどうなんだろうなぁと思いますから。

これだけ素晴らしい作品で素晴らしいことを訴えかけてきてくれるアニメです。
これで完結とはして欲しくありません。

とにかく、私はその夢と希望を持ってこれから生きていきますので、関係者の皆さん。
どうか私を含んだ夢喰いメリーファンを夢なくしにさせないためにお願い致します。

期待していますよ!!


というわけで最後になりますが、大変な時期を跨いでの制作・放映、本当にお疲れ様でした。
関係者、制作スタッフの皆さんにはとても感謝していますし、お礼を言いたいです。

本当にありがとうございました。
そして、感想にお付き合いして下さった皆様もありがとうございました。


また2期があった際は宜しくお願い致します。では。




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