戦国乙女～桃色パラドックス～ #01　『転送乙女』　感想

戦国乙女

戦国乙女～桃色パラドックス～ #01　『転送乙女』　感想

ノブナガ様のカッコ良さと、ヒデヨシの可愛さは一級品！
天下統一に向けどこまでやれるか見物です！！

個人的にも純粋に楽しめるであろうと、期待していた今期のオリジナルアニメ第二弾。
『戦国乙女～桃色パラドックス～』　原作はパチンコ会社平和開発のCR戦国乙女。

昔、パチンコをやっていた時期にかなりやり込んだ記憶のある作品なので
大体のイメージ的なものは掴めていたのですが、まさかの主人公が時空を飛ばされて
物語が始まるという展開はちょっと予想外でした。

まぁでも元々がそんなに深い世界観を提示していたわけでもないので
こういう王道的で分かりやすい展開というのはいい感じですね。
より素直にキャラクターの可愛さに重点を置いて見ることが出来ますし
何より、登場人物一人一人の個性を楽しむアニメであるのだとも思うので。

そして、そういった面では今回登場した乙女武将は3人(実質5人？) だったわけですけど
個人的には初回からもう既に彼女たちの虜にされてしまった感が正直強いですw

　戦国乙女1話　シーン2

まず、何と言っても ノブナガ様がカッコ良過ぎ なんですよ！！

登場するであろう武将の中ではおそらく、というか確実に一番強いキャラなのですが
その破壊神っぷりがこの初回でいかんなく表現されていて、実にカッコいい！！
炎を扱うというのも原作通りですね。
その攻撃シーンもなかなかよく動いており、凄く良かったと思います。

まぁ、キャラの声自体はISの千冬先生をかなり連想させるところがありましたが
それもその内、慣れてくれるでしょうしね。容姿から想像される声という点では
かなりピッタリだと思いますよ。

それにちょっとしたデレみたいなのはアニメでしか見れないところでもあって
結構、可愛いところもあるなぁと思ってニヤニヤしちゃいましたねw

ヒデヨシがちゃんと帰れているか見守りに来たのなんて優し過ぎですし
かなり悪役っぽく描かれるのかなとも思っていたらそうでもなさそうなので
凄く好きになれそうなキャラだなという印象は受けました。

というかOPではみんな味方みたいな雰囲気だったのがちょっと？ですけど
まぁその辺りは話が進むにつれ分かってくると思うので今は静観ですかね。

　戦国乙女1話　シーン3

そしてもう一人。主人公である ヒデヨシがめっちゃ可愛い！！

どうもかなりの天然キャラのようですけど、そんな彼女が見せてくれる表情や
仕草の一つ一つがとっても可愛らしいですね。
これも想像していたのとは相当ギャップのあるキャラ設定ですけど
こうして実際に動いて喋っているところを見ていると純粋に可愛いと思えます。

これはちょっと意表を突かれましたよ。元気な感じはイメージ通りなんですけどね。

あとこちらも声的には禁書のラストオーダーの声がこびり付いていて
どうしても意識してしまうところではありますけど
まぁこちらも慣れてしまえばということで･･･(汗)

それともう一人、キタエリさんが演じるミツヒデも武将として登場しましたが
彼についてはとにかく史実どおり “裏切るのか？” という点だけが気になるところ。

有名な話なだけにそういったところを取り入れてくれれば物語としても深みが出て
面白くなりそうなので、一応期待はしておきたいところです。
(アニメの雰囲気感からすれば、可能性としては微妙なところですが･･･汗)

またヒデヨシが歴史の教科書を持ったままタイムスリップしたというところは注目すべき
ところだと思います。実際に起こった、本能寺の変や桶狭間の戦い、三方ヶ原の戦いなど
全ての史実が記載されているわけですからね。

そこを軸として巻き起こる人間ドラマみたいなものも見れたら面白そうです。
ただこの手のアニメはシリアスと萌えをどう両立させるのかといったところが
難しいと思うので、バランス良く、うまく話を進めていって欲しいですね。

逆に、萌え特化ならそれはそれで全然いいと思いますけど。

　戦国乙女1話　シーン4

あとはまぁ、現代ではかなりダメダメな子だったヒデヨシが、戦乱の世という厳しい世界に
身を置くことによって、何を感じ、どのように成長するのかといった
一人の少女の成長記的な部分が大きなテーマにもなっているのかなと思います。

これから話が進むに連れてどんどん逞しくなっていくのだと思いますし
彼女の色々な変化といった部分には大いに期待したいところですね。

また、現代とのリンクという点はストーリーに影響してくるのかというのも
気になります。現代のミツヒデと過去のミツヒデに関連性はないのかとか。
そういった世界観というのも少しずつ紐解いていって欲しいですね。

というわけで初回の掴みとしてはまずまず。なかなか面白い作品に仕上がっていたと思います。
とりあえずまだ一話ということを考えれば期待通りといった感じですかね。
伸び白は十分ですし、展開次第ではかなりの良作になる可能性もあるのではないでしょうか！

作画などのクオリティもこのまま維持してくれればOKですし
個人的にはかなり期待しております！

それとOPは熱くて良い感じではありましたけど、やっぱりそこは実機のラウンドで
流れていた曲を、OP/EDに使って欲しかったですね。歌い手は変えても。
あの二曲はかなり素晴らしい燃えソングだと思いますし。

何処かBGMとしてでもいいので、使ってくれれば嬉しいかなと思います。

次回　「困惑乙女」

うーん･･･実写予告はどうなんだろう･･･(苦笑)