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フリージング #11 『Ambush! Ravensborne Nucleochede』 感想

 フリージング11話 シーン1


最終決戦前章。
パンドラvsノヴァフォームの死闘が今始まります!



というわけで遂に互いの生死を掛けた戦いが始まりましたね。
パンドラ達の本気の戦いが見れることだろうとこの日をかなり楽しみにしていました。

展開的には予想通りでしたけど、この熱い展開は非常に熱くなれるものがありますね。
観ていて震えるというか。。身を乗り出して応援したくなるようなそんな感覚。
もちろんそれは今回も同様で、特にサテラvsキャシーのシーンはかなり熱かったです。

ただ・・・

うーん、この終盤に来て少し戦闘描写そのものの迫力が薄れてきたような
印象も確かに感じた
のは事実ですね。

演出的には初期のサテラvsガネッサ(カーニバル後のもの)に少し小技を足したような。
ちょっとまた見直してみたいと思いますけど、おそらく以前のサテラvsラナや
サテラ・ラナvs3年生の時の戦闘描写の方が迫力も熱さも演出面も段違いで素晴らしかった
ような、そんな気がします。というか個人的な印象では間違いなくそう感じましたね。


 フリージング11話 シーン2


もちろん、ストーリー展開的には熱過ぎてヤバイぐらいなんですよ。

3年生もやられちゃうのかなと思っていたら想像以上にかなり強くて
あのイングリットを含む4人の戦いっぷりには興奮しましたし
遂にはエリザベスの能力までもが拝めたわけですからね。そりゃあ熱いですよ。

でも戦闘描写という点だけで観ると実はそうでもないように感じたり。
技や能力に新鮮味がないということも影響しているのでしょうけど
でも決してそれだけではなくて。やっぱりもっと出来るだろうと思っちゃうんですよね。

だからこの作品の戦闘描写が好きで、ずっと観続けてきた私としては少し残念というか
悔しいです。期待していただけに、ここにきてあのクオリティ水準ではないのかと・・・。

ただ勘違いしないで欲しいのは、こう言うのも本当に期待していたからこそのものであって
作品自体はかなり好きなんです。
原作続いてるようですし2期だってやって欲しいと思ってます。

まぁ愛情故の裏返しというかね。。もっといいものに出来るんじゃないかって。
贅沢なのかも知れませんが、やっぱりその気持ちは絶対に拭い切れません。

今回は場面場面の切り替わりがかなり激しかったというのも
クオリティが下がってしまった一因かなとも思ってたりしますが。


とにかく次回は最終回ですし、予告見る限りまた戦闘シーンは熱そうな感じなので
再度、最終決戦に対して大きな期待を持ちたいところです。
もちろん展開的にも。サブタイトル的にもかなりスゴイことになりそうですしね。

それとBGMとその使い方は相変わらず素晴らしいものがありました。
あれ、OP・EDのCDにも収録されているんですが、あの曲聴くだけで鳥肌立ってしまうのは
少し反則気味な気さえしてきてしまいますね(笑)


 フリージング11話 シーン3


カズハという存在によって引き合わされた二人の運命。


また前回から問題となっていたカズヤとサテラの関係についてですが
こちらは誤解も解け、サテラも納得するというか、悔い改める形となって
うまく解決する運びになりました。

確かに切欠は姉の面影を感じたことだったかも知れませんけどね。
でもカズヤも今はそうじゃなくて。

姉に似ているからとか、姉の聖痕を彼女が授かっているからとかそういうことじゃない。
彼はしっかりとサテラのことだけを見て、そして信頼しているんです。
まただから彼にとって彼女は大切な存在になり得るし、守りたいと思う存在でもあって
決してサテラは身代わりでも何でもないんですよね。

それも多分、サテラ自身は分かっていたことなんでしょうけど、でも自分に対して
こうやって接してくれるパートナーが出来て、彼女自身が少しずつ変わっていくうちに
その根底にある彼の気持ちというものを彼女は見失っていた
のかも知れません。

だからこそ、こちらに背を向けながら十字架を見上げるシーンはかなり印象的で。
あれはきっと彼女なりの免罪を乞う一つの気持ちの表れだったように思いました。
また裸のサテラを描くことによって、彼女があの瞬間に思い改め、生まれ変わったことを
意味していたのではないかというようにも思えました。

こうやって段々と、大きく成長していくサテラの心情という部分は凄くよく描かれ続けていて
かなり感情移入出来ますし、丁寧で好感が持てますね。素晴らしいです。


 フリージング11話 シーン4


そしてそんな彼女の想いをまた惹き付けてみせたカズヤの雄姿も今回は
かなりカッコ良くて、熱いものがありました。

彼自身、登場したあとの数話までは非常にナヨナヨしていて、どこか嫌な感じも
したのは事実ですが、彼もこの物語を経て大きく成長しましたね。
サテラを愛する気持ち。姉を大切に想う気持ち。そしてパンドラに対する彼なりの想い。
うーん、しっかりしてますよ。これでこそ主人公だなというね。

「姉さんの聖痕が引き合わせてくれた大切な人」

ようはカズハもサテラも彼にとっては本当に大切な人であって、そこに優劣なんてないし
変わりだとか変わりじゃないとかそんなことは関係ないのだと。
彼のこの台詞からはそんな彼の熱くて重い気持ちが多く込められていたような気がします。


あとはそんな気持ちをしっかりと受け取ったサテラと共にこの戦いを終らせて
正式なパートナーとして洗礼を交わすだけ。

まぁ予告でもそう上手く行きそうにもない不穏な空気が流れていましたが
なんとかもう一度、主人公らしい姿を見せて彼にはサテラと、このイーストゼネティックスを
何とか救ってあげて欲しいものですね。期待しています。


そして最終回!非常に楽しみです!




次回  「Satellizer VS. Pandora



そうそう!キャシーの命が救えるかも知れない可能性が出てきましたね!
うー・・是非助けてあげて欲しいところ。何とかしてくれカズヤ!!



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