フリージング
フリージング #08 『Pandora Queen』 感想

「誰かのために」 そんな想いがサテラの心を突き動かします。
今回の話はちょっと小休止、という意味合いを含みながらも
なかなか一つの区切りとしての役割もしっかりと果たした必要不可欠な回だったように思います。
それは上級生との確執であったり、パートナーの問題であったり
サテラ自身の問題であったり。色々なことに対しての区切り。
故に、これからは激動の展開が予想されるのですが、まぁそこは今は置いといて
とにかく個人的にはいいなぁと思えるような話でした。

彼女は今までも “~のために” という想いのもとで必死に戦ってきたのですよね。
それはもちろん “お母さん” のためにという強い想いであって
彼女にとってはそれが自分の持つたった一つの繋がりでもあった。
だからあそこまで強さに拘っていて、絶対に負けられないという強い心を持っていたわけです。
でも今は決してそれだけではなくて、カズヤという新しい繋がりをサテラは見つけることが出来た。
そして、彼女にとってはそれが今一番大切なものだということはもはや明白なわけで
だからこそ普段は冷徹に徹していたサテラが、あそこまで意固地に、感情的になって
その繋がりを必死に守ろうとしているのでしょう。

今までの彼女からすればあんな大衆の前に出ていくなんて絶対に出来なかったと思いますよ。
ましてやアティアの用意した優勝ドレスなんて200%着ることを拒んでいたと思います。
でも全てはカズヤのためなんですよね。彼女にとって本当に大切で数少ない繋がりのため。
だから無理をしてでも彼女は頑張れるし、体を張れたのでしょう。
またそれは、カズヤが今まで幾度となくサテラの前に立ち塞がって体を張って
彼女を守ろうとしたことと、少し重なる部分というのもあるのではないでしょうか。
「パンドラの名誉はパートナーでもあるリミッターの名誉でもある」
きっとラナのこの一言はサテラに大きな影響を与えたことでしょうね。
今までパートナーという存在が自分の中では母親しか知りえていなかった分、
彼女もそういう存在に対しての考え方というものがよく分かっていなかったのだと思いますし。
自分が誇れる人になれば、それだけ相手も誇れるんだと。
こうやって一つ一つ彼女が学んでいく姿というのは、見ていて何だか微笑ましいですね。

それに遂に彼女の口から洗礼の許可が下りましたね。
(まぁ結果的には言えずじまい、伝わらずじまいでしたが・・・苦笑)
これも大きな進歩だと思います。あれ程のトラウマがありながら
それを乗り越えてカズヤという存在を選び取ったのですから。
それに優勝した際には、結構触れられても大丈夫な感じでしたし
彼女自身も人と触れ合うことが大分平気になってきたのかも知れませんね。
カズヤとの出会いで本当にいい意味で変わってきていますね、サテラも。
接触禁止の女王なんていう幻想を壊せる日ももしかしたら近いのかも知れません。
まぁ最後の荒ぶるフリージングの活用方法については笑いましたし
ちょっと色々と突っ込みたいところもありましたけどねw
(あれって空間固定の能力で時間停止の能力ではないですよね??
それともフリージングレベルが上がるとそういう効果も発揮することが出来るとか・・・??)
ただ美しい幕切れだったわけだし、今回だけはそんなに深く突っ込まないようにしますが(笑)

あとはこれで3年生との抗争も一まず終息っていうことでいいのでしょうね。
これ以上争ったところで、どちらかが納得して~っていう展開にはならないでしょうし
サテラには悪いですけど、これでアティアも満足したでしょうから。
それにあのエリザベスという親玉が支持を出さなければイングリットや他の3年生も
特に手を出したりはしないでしょうし。
そして遂にノヴァについて?と思われるような台詞も節々で出てきて
やっと次回から期待していた展開が見れそうな予感です。そちらも楽しみ。
ただ、こういう楽しげな話のあとだとその反動として、結構酷い展開になる気もしますし
ちょっと見るのが怖い感じもしますけどね・・・。
まぁある程度は覚悟しておいた方がよさそうかなぁ。。
あと超主観的な意見としては
アティア>ガネッサ>サテラ>エリザベス>ラナ>神無月 の順です。
うん、アティア性格悪いけど大人しくしてればマジ天使。
次回 「Godspeed of the East」
やっぱ観るのはAT-Xじゃないと面白さ半減ですね。色々な意味で。
なかなか一つの区切りとしての役割もしっかりと果たした必要不可欠な回だったように思います。
それは上級生との確執であったり、パートナーの問題であったり
サテラ自身の問題であったり。色々なことに対しての区切り。
故に、これからは激動の展開が予想されるのですが、まぁそこは今は置いといて
とにかく個人的にはいいなぁと思えるような話でした。

彼女は今までも “~のために” という想いのもとで必死に戦ってきたのですよね。
それはもちろん “お母さん” のためにという強い想いであって
彼女にとってはそれが自分の持つたった一つの繋がりでもあった。
だからあそこまで強さに拘っていて、絶対に負けられないという強い心を持っていたわけです。
でも今は決してそれだけではなくて、カズヤという新しい繋がりをサテラは見つけることが出来た。
そして、彼女にとってはそれが今一番大切なものだということはもはや明白なわけで
だからこそ普段は冷徹に徹していたサテラが、あそこまで意固地に、感情的になって
その繋がりを必死に守ろうとしているのでしょう。

今までの彼女からすればあんな大衆の前に出ていくなんて絶対に出来なかったと思いますよ。
ましてやアティアの用意した優勝ドレスなんて200%着ることを拒んでいたと思います。
でも全てはカズヤのためなんですよね。彼女にとって本当に大切で数少ない繋がりのため。
だから無理をしてでも彼女は頑張れるし、体を張れたのでしょう。
またそれは、カズヤが今まで幾度となくサテラの前に立ち塞がって体を張って
彼女を守ろうとしたことと、少し重なる部分というのもあるのではないでしょうか。
「パンドラの名誉はパートナーでもあるリミッターの名誉でもある」
きっとラナのこの一言はサテラに大きな影響を与えたことでしょうね。
今までパートナーという存在が自分の中では母親しか知りえていなかった分、
彼女もそういう存在に対しての考え方というものがよく分かっていなかったのだと思いますし。
自分が誇れる人になれば、それだけ相手も誇れるんだと。
こうやって一つ一つ彼女が学んでいく姿というのは、見ていて何だか微笑ましいですね。

それに遂に彼女の口から洗礼の許可が下りましたね。
(まぁ結果的には言えずじまい、伝わらずじまいでしたが・・・苦笑)
これも大きな進歩だと思います。あれ程のトラウマがありながら
それを乗り越えてカズヤという存在を選び取ったのですから。
それに優勝した際には、結構触れられても大丈夫な感じでしたし
彼女自身も人と触れ合うことが大分平気になってきたのかも知れませんね。
カズヤとの出会いで本当にいい意味で変わってきていますね、サテラも。
接触禁止の女王なんていう幻想を壊せる日ももしかしたら近いのかも知れません。
まぁ最後の荒ぶるフリージングの活用方法については笑いましたし
ちょっと色々と突っ込みたいところもありましたけどねw
(あれって空間固定の能力で時間停止の能力ではないですよね??
それともフリージングレベルが上がるとそういう効果も発揮することが出来るとか・・・??)
ただ美しい幕切れだったわけだし、今回だけはそんなに深く突っ込まないようにしますが(笑)

あとはこれで3年生との抗争も一まず終息っていうことでいいのでしょうね。
これ以上争ったところで、どちらかが納得して~っていう展開にはならないでしょうし
サテラには悪いですけど、これでアティアも満足したでしょうから。
それにあのエリザベスという親玉が支持を出さなければイングリットや他の3年生も
特に手を出したりはしないでしょうし。
そして遂にノヴァについて?と思われるような台詞も節々で出てきて
やっと次回から期待していた展開が見れそうな予感です。そちらも楽しみ。
ただ、こういう楽しげな話のあとだとその反動として、結構酷い展開になる気もしますし
ちょっと見るのが怖い感じもしますけどね・・・。
まぁある程度は覚悟しておいた方がよさそうかなぁ。。
あと超主観的な意見としては
アティア>ガネッサ>サテラ>エリザベス>ラナ>神無月 の順です。
うん、アティア性格悪いけど大人しくしてればマジ天使。
次回 「Godspeed of the East」
やっぱ観るのはAT-Xじゃないと面白さ半減ですね。色々な意味で。
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#08 Pandora Queen
801 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2011/02/26(土) 09:56:22.28 ID:0zjZJv5V0
今回はまた随分と回りくどい「制裁」だったなw
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3月3日 BLEACH&相棒9&フリージング
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「フリージング」 episode 8『Pandora Queen』
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...
フリージング 第8話「Pandora Queen」
このアニメ…狂っとる!w
サービス回と言う事ですが、先週まで殺し合い(に近い戦闘)をしていたのに、突如としてこの話であるw
フリージングスタッフは半端無いで~(褒め言葉
アティアさんがネタキャラ...
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