夢喰いメリー
夢喰いメリー #07 『夢と水着と海の色』 感想

後悔、憂鬱、戸惑いメリー。
“夢も希望もなくなっても、ヒーローやんなきゃならないのかな?”
自分が今までしてきたこと。それは決して正しいことではなかった。
自分はヒーローなんかなじゃない。なる資格もない。
もうどうすればいいのかも分からないんだ・・・。夢や希望もありゃしない―
前々回、エンギから聞かされた事実に酷く捉われ、そんな風に塞ぎ込んでしまうメリー。
私としては気持ちを切り替えてまた頑張って欲しいところではあるのですが
でもそれだけ彼女にとっては衝撃的で、凄く傷ついてしまうような事実だったわけで
確かにそう思い落ち込んでしまうのも仕方ないのかなと思います。

もちろんメリーだって悪気があってやったわけじゃない。それは誰だって分かることです。
彼女や夢路にも責任が何もないというわけではないですけど
それだってそこまで責められるようなものでもない。
それに実際、メリーたちは悪意を持った夢魔の手から、みなとを助け出したわけで
むしろ全てが悪い方へと働いていたというわけでもないんです。
まぁだから難しいところですよね。。
それこそエンギだって他の夢魔を消していたし、メリーのことを葬ろうとしていたんですから
やっていることは大差ないと思いますし・・・。
むしろエンギの場合はそうなることを知った上で色々と動いていたわけですから。
ただそれ以前に彼女の言うことが全て事実なのかどうかってところはありますけど。

でもそれだけ難しくて答えが出せないことだからこそ
今は前を向くしかないんじゃないかなぁとも思うんですよね。
後ろを気にして下を俯くのではなく、前を向いて。
じゃあ今度はどうすればいいのかと後悔を糧にしてまた歩み出す。
そうしないと夢や希望なんて見えやしないですから。そして何よりそのことを諭してるのが夢路で
彼の一連の行動や台詞にはそういった意味合いが凄くハッキリと込められていたような気がします。
そしてその温かさというのはやはり彼だからこそ注げるものなんですよね。
メリーの良き理解者である彼らしい励まし方。
今までの感想でも “メリーが手に入れた希望とは夢路そのもの” と何度か言ってきましたけど、今回は特にそれが顕著に表現されていたと思います。
それはまさに希望の光のように、メリーを前へと顔を上げさせ、その背中を後押しして・・・。
見ていて本当に立派で男らしいと思いますし、カッコ良かったです。
彼の存在と言うのは本当に大きいのだなぁと改めて思わされた瞬間でもありました。

そして彼らは “夢喰いメリー” として再び歩みだすことを心に決めました。
これから何が起こるか分からないし、また間違いだと言われるかも知れない。
それでもやはりそれが彼らの信じる正義だから。
だからその信念は曲げないし、ヒーローで居続ける。居続けて欲しい。
そう思えたのもまた立派だなぁと思います。
もちろん、その中でまた試行錯誤を繰り返して善悪を見極めていくというのは大事ですけどね。
でもそれは彼らも分かっていることだと思いますし、今は見守って応援してあげたいです。
それにジョン・ドゥと話し合ったことで、夢路の心境にも色々と変化はあったはず。
そういった部分もこれから生かしていって欲しいなぁと思います。
何より彼の存在と発言というのは相当な重要性を秘めているわけですから。
それは展開的にも、もちろんメリーにとっても。
これからまた色々な壁にぶつかると思いますけど、とにかく二人には頑張って欲しいと思います。
それと今回は遂に “樹海” という悪意の塊みたいなキャラが出てきましたね。
またそれに何か関連がありそうな雰囲気を漂わせた河浪さんが佇むシーン。
個人的にこれはミスリードなんじゃないかなぁと思いますがどうでしょうね。
(以前、彼女の瞳に映っていた夢魔の印?の種類が樹海とは違ったような気がします。)
まぁとにかく今後の展開に大いに期待といったところですね。
次回も楽しみです。
次回 「夢回廊」
自分はヒーローなんかなじゃない。なる資格もない。
もうどうすればいいのかも分からないんだ・・・。夢や希望もありゃしない―
前々回、エンギから聞かされた事実に酷く捉われ、そんな風に塞ぎ込んでしまうメリー。
私としては気持ちを切り替えてまた頑張って欲しいところではあるのですが
でもそれだけ彼女にとっては衝撃的で、凄く傷ついてしまうような事実だったわけで
確かにそう思い落ち込んでしまうのも仕方ないのかなと思います。

もちろんメリーだって悪気があってやったわけじゃない。それは誰だって分かることです。
彼女や夢路にも責任が何もないというわけではないですけど
それだってそこまで責められるようなものでもない。
それに実際、メリーたちは悪意を持った夢魔の手から、みなとを助け出したわけで
むしろ全てが悪い方へと働いていたというわけでもないんです。
まぁだから難しいところですよね。。
それこそエンギだって他の夢魔を消していたし、メリーのことを葬ろうとしていたんですから
やっていることは大差ないと思いますし・・・。
むしろエンギの場合はそうなることを知った上で色々と動いていたわけですから。
ただそれ以前に彼女の言うことが全て事実なのかどうかってところはありますけど。

でもそれだけ難しくて答えが出せないことだからこそ
今は前を向くしかないんじゃないかなぁとも思うんですよね。
後ろを気にして下を俯くのではなく、前を向いて。
じゃあ今度はどうすればいいのかと後悔を糧にしてまた歩み出す。
そうしないと夢や希望なんて見えやしないですから。そして何よりそのことを諭してるのが夢路で
彼の一連の行動や台詞にはそういった意味合いが凄くハッキリと込められていたような気がします。
そしてその温かさというのはやはり彼だからこそ注げるものなんですよね。
メリーの良き理解者である彼らしい励まし方。
今までの感想でも “メリーが手に入れた希望とは夢路そのもの” と何度か言ってきましたけど、今回は特にそれが顕著に表現されていたと思います。
それはまさに希望の光のように、メリーを前へと顔を上げさせ、その背中を後押しして・・・。
見ていて本当に立派で男らしいと思いますし、カッコ良かったです。
彼の存在と言うのは本当に大きいのだなぁと改めて思わされた瞬間でもありました。

そして彼らは “夢喰いメリー” として再び歩みだすことを心に決めました。
これから何が起こるか分からないし、また間違いだと言われるかも知れない。
それでもやはりそれが彼らの信じる正義だから。
だからその信念は曲げないし、ヒーローで居続ける。居続けて欲しい。
そう思えたのもまた立派だなぁと思います。
もちろん、その中でまた試行錯誤を繰り返して善悪を見極めていくというのは大事ですけどね。
でもそれは彼らも分かっていることだと思いますし、今は見守って応援してあげたいです。
それにジョン・ドゥと話し合ったことで、夢路の心境にも色々と変化はあったはず。
そういった部分もこれから生かしていって欲しいなぁと思います。
何より彼の存在と発言というのは相当な重要性を秘めているわけですから。
それは展開的にも、もちろんメリーにとっても。
これからまた色々な壁にぶつかると思いますけど、とにかく二人には頑張って欲しいと思います。
それと今回は遂に “樹海” という悪意の塊みたいなキャラが出てきましたね。
またそれに何か関連がありそうな雰囲気を漂わせた河浪さんが佇むシーン。
個人的にこれはミスリードなんじゃないかなぁと思いますがどうでしょうね。
(以前、彼女の瞳に映っていた夢魔の印?の種類が樹海とは違ったような気がします。)
まぁとにかく今後の展開に大いに期待といったところですね。
次回も楽しみです。
次回 「夢回廊」
![]() | 夢喰いメリー 1 【初回限定豪華4大特典付き】 [Blu-ray] (2011/03/16) 佐倉綾音、岡本信彦 他 商品詳細を見る |
- 関連記事
-
- 夢喰いメリー #09 『夢乱れて』 感想
- 夢喰いメリー #08 『夢回廊』 感想
- 夢喰いメリー #07 『夢と水着と海の色』 感想
- 夢喰いメリー #06 『夢邂逅』 感想
- 夢喰いメリー #05 『夢に惑って』 感想
Comment
Trackback
夢喰いメリー 第7話 感想
そんなに一杯注文するんじゃねぇよメリーちゃんが困ってるだろうが!w
アイスツナゲッティwwめっさ萌えた
メイド姿のメリー、、動きはカクカク、鯖に負荷がかかりすぎたオンラインゲーム状態。
そんな事より
海だ!...
夢喰いメリー 7話
スク水は正義。というわけで、「夢喰いメリー」7話カナヅチコンビの巻。ヒーローとは、夢と希望の象徴。あこがれの存在、グリッチョに出会った夢路さんである。当然特撮作品は作り ...
Trackback URL
Comment form
