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たまゆら #02 『水色の小さな切符、なので』 感想

 たまゆら2話 シーン1


みんなまだまだ、くるくる迷い中―


“夢” なんて言葉自体がまだ遠い存在でぼんやりとしか見えない年頃の女の子。

これはソラノヲトの13話の記事でも若干触れたことなんですけど、楓の言うとおり今はそれで
いいと思うんですよね。“迷うことで見つけられる素敵もある” のだと。
また、これもソラノヲトの劇中でカナタが言っていたことですけどね(笑)

でも本当にその通りだと思います。


風車も風という後押しがなければ廻ることはできません。

それと同じで、迷いながらもくるくると回って動けていられるのは彼女たち自身が夢に向かう力を持っているから。ハッキリとしていなくても… ぼんやりとしていても。立ち止まらずに動いているから回っていられる。

それが写真を撮ることでも、好きな匂いを嗅ぐことでも、お菓子をつくることでも、オカリナを吹くことでも… 間違いなく前へ進むための原動力にはなっているんですよね。

いつか来る将来のために。動くことを止めないというのが大事なんだと思います。


 たまゆら2話 シーン2


楓の写真は色々な人を惹きつける魅力があるようです。写真家と言うものがどのような職業なのか詳しくは私も知りませんが、きっとそういう特殊なものが必要なんだろうなとは個人的にも思います。

でも彼女の場合は持って生まれた~云々のようなものではないと思うんですよね。
彼女は本当に写真が好きなんです
そしてその気持ちは全ての写真に込められている
だからこそ本人は失敗作と思ってしまうものでも、他の人から見れば何か良い感じの写真に見えきてしまうのではないでしょうか。


そもそも写真というのは気持ちを込めたその瞬間を必ずしも撮れるものではないはずなんですよね。
けれど、その瞬間に気持ちを込めたこと自体には嘘偽りないわけでその事実だけ決して消えない。

それに、その気持ちって 「綺麗」 とか 「可愛い」 とか 「カッコいい」 でも何でもいいんですよ。
ようは、何かしらの想いが込もっているからこそ、それを見た人にもそれが伝わるのだと思います。


まぁ何か自分でもくさくて綺麗なことを書き綴っているなぁという自覚はありますけどね…(苦笑)
でも彼女の姿勢とか想いを見ていると、そう想わずにはいられないんですよね。
何だか少しだけ、かおる達が楓に向かって 「写真家になりなよ」 と勧めた気持ちが分かる気がしてきます。


 たまゆら2話 シーン3


“毎日、目的地は変わってもいい・・・”


先程も言ったように動き続けるというのはとても大事なことだと思います。
たとえそれが少しずつでも、ゆっくりであっても続けることに意味がある。

でも、それが何のためであるかというのは必ずしも決める必要はないはずなんですよね。
だって、きっとそれらは “何か” にいつか繋がっていくはずなんですから。

りほさんの 「私もまだまだ遠くまで行けるような気がする―」 という台詞からも
そんなようなことが読み取れるのではないかなと思います。
今まで写真家として活動してきたけれど、またそれが何かに繋がってる気がする…っと。

まぁとにもかくにも、りほさんの話は本当に良かったなぁと思えましたね。凄く良かった。


そして、彼女との出会いで楓も何か得るものが必ずあったはずですし、
今後、楓がどのような道を選択していくのか非常に興味深いです。




というわけで短い時間の話でしたが、なんて 濃密な内容 だったことか…。
普通に感動して若干泣きそうになりましたし、今の自分にとっても凄く感じる部分が大きかったです。

それでいてちょっとした可愛気のあるポイントやギャグポイントも多々あって笑えもしましたし、
かなり和めました。

面白い演出の仕方も結構見られましたし、この作品は凄いレベルの高いところで作られてるなぁという印象を受けます。個人的な感情を抜きにしても。

加えてオリジナルアニメというのだからもう頭が下がりまくりですよ。
というか上げられません(笑)


これはもうBD購入決定です。絶対に買います。
まだ1話と2話のAパートだけでこれですからね。早く全部見たいです…(笑)


それと売り上げ次第ではTVシリーズ化の話もあるかも知れないらしいですね。
テレビアニメ化となると、どうだろう?と思うとこはありますけど
やるとなれば凄く楽しみですね。まだまだ不確定過ぎる話ではありますけど。



とにかく最高の2話でした。3~4話の先行上映会があるようですが、AT-Xでも放送するのかな??
(次回のサブタイが出なかったところを見るとやらないのかも…)
何にせよここまでは素晴らしい作品、続きが楽しみです♪



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